こんにちは 小後舞真です。
今回は、今当たり前になりつつある「オンライン業務(テレワーク)」について車椅子ユーザーの視点で語ります。
オンライン業務・テレワークとは
現在世界中で欠かせないワークスタイル
もうわかってる人が多いとは思うけども、オンライン業務は職場に行かず自宅などで行なう仕事です。
学校とかでは、オンライン授業ともいうそうですね。
特徴としては、パソコンやタブレットを使った業務が多いイメージな気がします。
コロナウイルスがきっかけで、増加した業務形態ですが個人的には、もっと色んな会社に浸透できたらいいなと思っています。
車椅子ユーザーにオンライン業務が最強な理由3選
オンライン業務って、人によってPCが苦手とか上手くコミュニケーション取れなくなったとかデメリットも多少はあると思います。
でも私を含む車いすユーザーにとっては、メリットが多いような気がします。
なので今回は、個人的に思う車椅子ユーザー視点のオンライン業務のメリット3選をまとめました。
メリット1.通勤不要
まずオンライン業務のメリットはやっぱり通勤しなくていいって事だと思います。
「いやいやそれは、健常者も同じだよ」って思われそうですが
ぶっちゃけ、車椅子で職場や駅が近いアパートやマンションに住みたくても物理的に
- 段差が多くて車いすで入れない
- 入れても入浴やトイレなどが自立できないあるいは、介助者が入るスペースがない
- そもそも入居拒否 なんてことはあるある話です。
とまあこんな感じで車いすユーザーは、仕事を見つける以前に物件探しのほうが難しいことも珍しくありません(笑)
あと人によっては車いすユーザーが、電車やタクシーに乗ることをあまり快く思っていない人もいますしね。
それから、健常者より明らかに体力が少ないので通勤だけでも消耗が激しいです。
これは、先天性の私よりも後天性障害を持った人のほうが実感してる人が多いと聞きますね。
つまり通勤は、働く前に心身ともに疲労してると私は思っています。
※後天性障害⇒ 事故や病気など途中から障害者になる事。
こう言う事から通勤しなくていいオンライン業務は、車いすユーザーのメリットです。
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メリット2.物理的な問題の解決
会社で働くと人間関係が~とかブラック企業で給料が全然上がらないとか色々あると思います。
しかし、車いすユーザーになるとそれ以前に設備や物理的な問題でやりたい仕事があったり、入りたい会社があっても物理的な問題で入社すらできないことも珍しくありません。
- エレベーターがない or 階段や段差が多い
- 車いすで入れるトイレがない
- 車いすで更衣室で着替えるのが難しい or 介助が必要
- そもそも車いすで動けるスペースがない etc.
先に言っておくと、こういったオフィスが全てダメだとは言いません。
会社は、慈善事業じゃないのでね。
だけどこういったことで、会社で得られる将来の選択肢が健常者よりも少ないのは事実です。
これは、高校や大学といった進学にも言えることじゃないかな。
その点オンライン業務やフリーランスは、場所的な問題が解決しやすいので車いすユーザー向きだなと思っています(笑)
メリット3:職業選択が増える
最近は、オンライン業務と一口に言っても色んなジャンルがありますよね。
だから、車いすユーザーでもこなせる仕事が増えているなーと感じています。
一昔前は、車いすユーザーの仕事内容の世間的なイメージって、どこかの事務か作業所や施設での勤務が多かったようです。
決してこれらの業種や働いてる人を否定したり、見下すつもりはありません。
だけどこれ以外にも、職業選択の自由が障害者にあっていいんじゃないかと、個人的に思っています。
それに今でも「障害者=施設で暮らしてる」と思い込んでいたり
一方的に「どうせ作業所かなんかで働いてるんでしょ?」と決めつけて聞く人も少なくありません(笑)
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こういったイメージや思い込みが、オンライン業務やフリーランスは自ら車椅子だと公表しない限り出てこないのもいいところだなと思っています。
結論:オンライン業務やフリーランスは、車いすユーザーに向いてる気がする。
以上、しがない車いす絵描きの戯言でした( ̄ー ̄)ニヤリ
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
★shogo★