【漫画制作】デジタル作画だから出来る事3選

デジタルだからこそできる!漫画作業の効率化

こんにちは 小後舞真です。

近年漫画制作は、デジタル化しているところが増えてきました。

この理由は、漫画をデジタルで描くことで得られるメリットがあるからです。

そこで今回は、デジタルだからこそできる漫画作業3選をお届けします。

デジタルだからこそできる漫画作業3選

従来の漫画は、手作業で行なうのが主流でした。

しかしここ数年、パソコンやインターネットの発達。

さらには、AIの登場がきっかけで作業に変化が起きた職業は少なくありません。

もちろん漫画家も、例外ではありませんでした。

そこでここでは、デジタルだからこそできる漫画作業の便利要素3選をご覧ください。

作業①複製

デジタルだからこそできる漫画作業は、やはり複製が簡単なところです。

手書きだと、毎回描くかコピーをしなければいけません。

しかしデジタルだと、範囲指定して複製ボタンを押すとあっという間に完了します。

手で一つ一つ描くよりも、かなりの時短・体力の温存につながるでしょう。

複製機能の主な活用方法

モブキャラの複製

回想シーンでの再利用

左右反転などバランスの確認作業 etc.

shogo
shogo

アナログよりもデジタル作業が早いと言われる要因の1つです

直緒
直緒

便利な機能はどんどん使って行こう

作業②ベタ・トーンなどの仕上げの時短

仕上げ作業の一種であるベタやトーンも、デジタルで行なうと時短になります。

なぜなら、どちらもワンクリックで作業が済む上にはみ出してもすぐに修正可能です。

また時短以外にも、ホワイト修正インクやスクリーントーンの消費を気にしなくていいのもメリット。

特にトーンは、そこまで安いものではありません。

切ったトーンの残りも上手く利用して、節約しようという人も多いでしょう。

しかしデジタルならば、どんなに切ったり削ってもトーン消費を気にしなくていいのです。

スポンサーリンク

作業③アシスタントのリモート化

漫画家の中には、アシスタントを雇っている人もいます。

デジタル作業であれば、リモートでアシスタントを雇う事ができます。

一昔前までは、一つの部屋に漫画家とアシスタントが集まって作業するのが主流でした。

しかし新型ウイルスが広まって以降、こういった昔ながらの職場は減ってきています。

これにより、アシスタント代やその他の生活費が軽減しました。

アシスタントを雇う上で必要な経費

アシスタント代+交通費

アシスタントが宿泊できる部屋と布団

アシスタントが使う画材・机や椅子

食費・光熱費 etc.

基本、職場に招いてアシスタントを雇う場合、アシスタントさんが使うものの費用は漫画家が払います。

連載が始まったばかりの時は、これが原因で赤字になることがあります。

こういったものをリモートで行なうと、在宅業務になるので支払うものが減るでしょう。

shogo
shogo

連載準備による赤字です…

直緒
直緒

漫画がヒットして単行本が売れないと回収できないみたい…

漫画をデジタルで描く時の注意点

デジタルだからこそできる漫画作業については、以上です。

ただとても便利なデジタル作業ですが、全てにおいて完璧なわけではありません。

そこでここからは、漫画をデジタルで描く上での注意点をいくつか語ります。

「デジタル=楽」ではない

ごく稀ですが、デジタルで漫画を描くのは簡単だと言う人がいます。

しかし実際にパソコンやタブレットで漫画を描くと、デジタル=楽ではない事に気づきました。

確かにデジタル作画は、アナログで大変だったことを簡単に出来るようにしてくれます。

しかしその一方で、便利な機能やツールが多い分それを使いこなすのが難しいです。

また、一定の知識がないと思うような原稿ができるまでアナログ以上に時間がかかるかもしれません。

したがって漫画のデジタル作業は、使いこなすまでの勉強が必要です。

shogo
shogo

ソフトの公式サイトや動画を見て勉強しましょう

直緒
直緒

意外と使いこなしてない機能とか多そう…

データのバックアップは必須

漫画をデジタルで描く場合、データのバックアップは必須です。

パソコンやタブレットは、機械なのでいつか故障することがあります。

その時バックアップがないと、作業ができない時間が増えるでしょう。

趣味の場合は、それでもいいですが漫画を仕事にしている場合はそうも行きません。

パソコンをメインにタブレットをサブに作用したり、パソコンを二台以上持っている人もいます。

バックアップと同時に、サブデバイスの用意もデジタル漫画作業には欠かせません。

スポンサーリンク

漫画を描くのにデジタルデバイスは欠かせない時代

今回は、デジタルだからこそできる漫画作業について語ってみました。

パソコンやタブレットの登場で、漫画の表現方法が広がっています。

ただしこの時、クリエイター自身が使いこなせないと思うような漫画を描くのは難しいでしょう。

初歩的部分ではあるものの、これから初めてデジタルで漫画を描く人の参考になれば幸いです。


ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

★shogo★

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA