漫画の投稿もネットが主流?~投稿の注意点~


こんにちは 小後舞真です。
近年、多くの出版社では漫画のオンライン投稿ができるサイトが増えてきました。
その結果、郵送での投稿や出版社への持ち込みよりも漫画を描く人が増えました。
しかしそのオンライン投稿は、メリットだけではないようです。
そこで今回は、漫画のオンライン投稿のメリット・デメリットを語ります。
オンライン投稿のメリット

さっきも言ったようにオンライン投稿の数は、年々増えています。
やはりそこには、オンライン投稿ならではのメリットがあるからだと思います。
そこを踏まえた上で、下記の漫画のオンライン投稿のメリット4選をご覧ください。
投稿メリット①デジタル作画に最適

漫画のオンライン投稿は、デジタル作画に最適です。
なぜなら、パソコンやタブレットを使って漫画を描くので出来上がり次第投稿が可能なのです。
これがアナログ作画だとオンライン投稿するには、原稿を一枚ずつスキャンしなければいけません。
それにアナログの場合、気を付けていてもゴミや手垢がつきがちです。
それをスキャンすると、汚れが映ってしまい投稿時の原稿のクオリティを下げる原因になりかねません。
アナログ原稿をオンライン投稿するには、ゴミや汚れを消す作業が必要です。

アナログ原稿のオンライン投稿は
ちょっと手間が増えるかもしれません

アナログ原稿は郵送のほうが向いてるかも…

投稿メリット②一度に複数の雑誌に投稿可能

漫画をオンライン投稿するメリットは、一度に複数の雑誌に投機可能なところも当てはまります。
オンライン投稿サイトの多くは、出版社ごとに作っています。
そのため、各出版社に所属している複数の雑誌の編集者の目に留まる可能性があります。
なので、自分が想定していなかった雑誌から声がかかるかもしれません。
漫画家志望者のは多くは、自分が希望した雑誌に漫画を載せてほしいと思いがち。
しかし実際に漫画を仕事にしたい場合、そこに拘ってばかりだと結果に結びつきにくいです。
就職する時、希望の会社以外にも履歴書を送ったり面接に行くことがあると思います。
漫画もこれを同じで、色んな雑誌に持って行ったほうが結果が出やすいでしょう。
この時オンラインだと、交通費や移動時間の節約につながると言えます。
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投稿メリット③編集さんからの返答が速い

漫画のオンライン投稿で、漫画が編集者の目にとまると編集さんからの返答が速いのもメリットです。
個人差があるとは思いますが、早いと投稿翌日にはアドバイスを含むコメントが貰える可能性があるようです。
これは、郵送で漫画を投稿した場合2か月返却されるまでかかるよりも早いです。
もちろん出版社へ持ち込みすると、その場でアドバイスや担当になるか否か伝えられます。
しかし地方出身の人が出版社に出向くのは、そう簡単ではありません。
そこを踏まえるとオンライン投稿は、地方出身者におすすめです。

オンライン投稿は、文書でアドバイスヤ担当希望か否か
わかるのもメリットです

文書なら何度も読み返すから
次の作品のクオリティアップに活かせそう
投稿メリット④多くの人に読んでもらいやすい

漫画のオンライン投稿は、老若男女色んな人がサイトに漫画を載せています。
なので、自分の漫画も編集者だけでなく色んな漫画仲間に読んでもらえるのもメリットです。
また一方で、ほかの漫画家志望者の作品を読んで感化されることがあるかもしれません。
中には月間pv数などを競い、ランキング発表しているサイトもあります。
見知らぬ漫画家志望者同士が、切磋琢磨できる環境になっている部分もメットだと思います。
オンライン投稿のデメリット

漫画のオンライン投稿のメリットについては、以上です。
しかし漫画のオンライン投稿は、メリットもありますがその一方でデメリットもあります。
そこでここからは、漫画のデメリットについて語ります。
投稿デメリット①編集さんから反応が来ない

先ほど漫画のオンライン投稿は、編集さんからの返答が速いのがメリットと言いました。
しかしそれは、あくまで編集さんの目にとまった場合の話です。
しかしそれは、絶対ではなく多くの投稿者は編集さんからの反応がないことが多いです。
はじめは落ち込むかもしれませんが、雑誌や出版社は一つだけではありません。
めげずに多くのサイトに投稿することをおすすめします。

案外反応がないのが普通と思う方が
気楽でいいのかもしれません

割と忘れたころに編集部から
連絡が来ることもあるみたいだよ
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投稿デメリット②漫画以外で評価されない

郵送もオンライン投稿も、漫画以外の部分が評価されないのもデメリットかもしれません。
そんなのあたりまえだと思う人もいるでしょう。
しかし編集者が見ているのは、漫画家自信の実力以外に人間性や人柄も含まれます。
つまり人として信頼できないと思われていると、仕事につながりません。
逆を言うと、漫画が下手でも人間性を見て担当になってもらえることもあるのです。
しかしそれが、郵送やオンライン投稿だと顔が見えないので判断できません。
最近はオンライン持ち込みも行っているところも

オンライン投稿のデメリットについては、以上です。
これを聞くと、オンライン投稿のほうが不利と思う人もいるでしょう。
その場合は、漫画のオンライン持ち込みを検討してみてはいかがでしょうか?
オンライン持ち込みは、各出版社の編集者と持ち込み日時を決めオンラインで講評してもらうシステムです。
この時、zoomなどでお互い顔出して話すためスムーズに話ができるはずです。

オンライン持ち込みは事前予約が必要なので
詳しくは各出版社のサイトをご覧ください

少し勇気がいるかもしれないけれど
夢への第一歩としておすすめだよ
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オンラインもいいけど一度は出版社に行ってみるのもおすすめ

今回は、漫画のオンライン投稿のメリット・デメリットについて語りました。
このメリットデメリットを踏まえた上で、今後の行動をどうするか考えてみてはいかがでしょうか?
ただ本気で漫画家を目指すのであれば、一度は出版社に足を運んでみるのもいいかもしれないですね。
この話が、漫画制作のヒントになれば幸いです。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
★shogo★