【漫画制作】AI漫画は難しいと言われる理由4選

全てAIで作った漫画は不評?商品になりにくい理由

こんにちは 小後舞真です。

近年、AIを活用したイラストが増えました。

そのため、漫画もそのうち「最初から最後までAIで仕上げる時代が来るのでは?」という人もいます。

しかし個人的には、そこまで行くにはまだまだ難しいと思っています。

そこで今回は、AI漫画作りが難しいと思う理由4選を解説します。

AI漫画が難しい理由4選

最近は、AIを駆使して描いた漫画が増えてきています。

しかしそのほとんどが、クオリティが低いものだったりします。

クオリティが高いAI漫画は、ほとんど手を加えていて一部をAIがサポートしてるものがほとんどです。

ではなぜ1~10AIで作った漫画が、イマイチになるのでしょうか?

そこを踏まえた上で、AI漫画が難し理由4選をご覧ください。

難しい理由①ストーリーやキャラが無個性

AI漫画が難しい理由は、やはりストーリーやキャラが無個性になりがちになりがちです。

この原因は、AIがなどのジャンルでも平均的なものを作ることに向いているものだからです。

絵柄もストーリーも、ほとんどがどこかで見たことがあるようなものになってしまいます。

しかし漫画は、ジャンルにもよるものの基本個性があるものが求められがちです。

そのため、個性が作れないAIで漫画を一から生み出すのは、至難の業でしょう。

shogo
shogo

アナログでもデジタルでも人の手で描いたことが

個性に繋がることが多いです

直緒
直緒

意外とその人の癖やゆがみが

味や個性になることがあるんだよね

難しい理由②意外と時間がかかる

AI漫画を描こうと思う人の多くは、アシスタントの削減や時短に使う人が多いです。

しかし使い慣れていないと、意外と時間がかかると思うことが多いと思います。

その結果、AIを使わないほうが速いと思う人も出てくるでしょう。

この主な原因は、制作時のプロンプト(AIへの指示文)があいまいなことが考えられます。

基本AIは、入力されたプロンプトの情報が正確だったり細かいほどイメージに近いものを仕上げてくれます。

逆にプロンプトが情報不足だと、何度も支持をし直す原因になりかねません。

このことからAIを使えば便利なこともあるけれど、決して私たち人間が全て楽できるわけではないようです。

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難しい理由③絵が安定しない

AI漫画が難しい理由には、絵が安定しないことも考えれます。

一見「AIだからこそ安定した綺麗な絵が作れる」と思われがちです。

しかし実際は、人間と同じくAIも最初から安定した絵は描けません。

特に漫画は、1コマ1コマ状況を伝える必要があります。

しかしプロンプトを何度も描き直しても、思うようにいかないことも多いです。

こういった自分の中のイメージと、AIが作ったもののイメージ画像が合わないことが多々あります。

shogo
shogo

本当は原稿の上にインクがこぼれる表現にしてほしかったんですけどね…

直緒
直緒

台詞の位置と話してるキャラの位置も間違っている気がするね

難しい理由④文字化け・誤字が多い

AI漫画が難しいのは、文字化けや誤字が多いのも原因です。

実際AIで漫画を描いてみると、絵のクオリティよりも文字の異変が気になりました。

AIアプリにもよりますが、特に日本語を画像化すると誤字脱字や文字化け率が高いようです。

これでは台詞を入れる必要がある漫画では、使えません。

後から台詞のみ入力し直すのもいいですが、それでは一からAIで漫画を描くとは言えません。

ちなみに何度か修正したら、なぜか英語になりました…。

正直、この英語も翻訳がちょっと違う気がしています。

漫画でAIが活躍で切る場所

AIで一から漫画を描くのが難しい理由については、以上です。

しかしその一方でAIは、漫画を描くのにアシスタントとして活用する分には十分有能です。

なぜならAIは、創造するよりもマニュアル通りに動くのが得意だからです。

漫画におけるAIの主な活用方法

ストーリーのアイディアになりそうなヒントをもらう

絵を描くときの資料探し(人物のポージング等)

写真をもとに背景作成

クライアントや編集部へのメール文作成 etc.

このようにAIは、漫画制作における周囲のサポートに向いていると思います。

shogo
shogo

AIはアシスタントとして使うと

経費や労力の削減に貢献してくれます

直緒
直緒

漫画のことを1~10任せることはできないけど

一部は人間がやるよりも優秀かもしれないね

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漫画制作におけるAI活用は今のところアシスタント向き

今回は、AIで漫画を描くのは難しい理由について解説しました。

漫画は、思っている以上複雑な構成で作られていることが多いです。

なので今のAI技術で、漫画のすべてを補うのは厳しいでしょう。

しかしその一方で、AI技術は漫画のアシスタントとして優秀です。

なので今後自分の漫画にAIを使うときは、全部を任せるのではなくサポート役として取り入れてみてはいかがでしょうか?

この話が、漫画制作でのAI活用のヒントになれば幸いです。


ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

★shogo★

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