車椅子ユーザーは企業・フリーランスに向いてる説
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こんにちは 小後舞真です。
近年、新型コロナウイルスの影響もあって就職困難にあったり、リストラなど仕事がないなんて聞くこともあります。
特に障害を持っている場合、働ける場所がより限られているため内定を得るのがより難しくなっている部分もあるでしょう。
中には、パソコンの扱いに慣れている事を武器にテレワークを行なっている人もいますが、正直平均的に障害者の年収は、健常者に比べて低い傾向にあります。
その問題を解決する方法として、私個人としては障害者(特に車椅子ユーザー)には、企業若しくはフリーランスで働くことをおすすめしたいです。
そこで今回は、車椅子ユーザー視点から見た企業・フリーランスのメリットを解説したいと思います。
車椅子ユーザーに企業・フリーランスがおすすめな理由5選
健常障害関係なく今の日本では、多くの人が起業やフリーランスよりも「就職」を進めてくる印象です。
もしかすると働く本人も、就職を望んでいる人もいるかもしれません。
しかし私個人としては、企業若しくはフリーランスがおすすめで、車椅子ユーザーであればなおさら就職より向いていると感じています。
なのでここでは、1人の車椅子ユーザー視点から起業やフリーランスがおすすめな理由5選を語りたいと思います。
おすすめ理由①通勤不要
車椅子ユーザーに起業・フリーランスがおすすめなのが通勤不要になるからです。
車椅子ユーザーにとって通勤時間は、始業時間よりも労力を使ってるんじゃないかと思う時があります。
特に電車通勤であれば、改札口で車椅子が通れるスペースが一か所しかなく渋滞になっていたり、駅員さんにスロープを持ってきてもらったり人に声をかけて電車の乗り降りが必要です。
人によっては、残念だけど車椅子ユーザーやベビーカーが乗ってくるのを快く思っていない場合もあります。
私の話ではないですが、陰で舌打ちされたり邪魔だと言われた人もいるようです。
最近では、コロナの影響もありテレワークも増えました。
しかしそうでない企業や職業に務めているのであれば、通勤しなくていい方法を起業家やフリーランスになって見つけていくのが、車椅子ユーザーにはあっているかもしれません。
おすすめ理由②物理的な問題の解決
個人差はあると思いますが車椅子ユーザーは、どちらかというと生活面で人間関係よりも物理面で多くの課題を抱えているように感じます。
これは、職場も例外ではありません。例えば……。
- 職場の入り口に段差や階段がある
- 車椅子では入れるトイレや更衣室がない
- そもそも社内を車椅子で移動できるスペースがない etc.
こういった問題があるため、せっかく技術を持った車椅子ユーザーが就職できなかった話をたまに聞きます。
車椅子に限った話ではないけど一応日本では、企業側は障害者を全体の2割雇用することが法律の義務になっています。
しかし現状は、その2割を満たしていません。
もちろん障害関係なく求める技術が足りなかったり、本人に問題があり雇えない場合があることはあると思います。
会社は、慈善事業じゃないので。
ただこういう設備面を見ると、本当に障害者雇用をやる気あるのかな~と思う時もあります。
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あと車椅子に限らず「障害者が仕事できなくて困ってる」との声もたまに聞きますが、結構健常者でもびっくりするほど仕事できない人っていませんか?
確かに仕事できない障害者の方は、一旦転職を考えてもいいとも思いますが…ぶっちゃけ「障害者が」と前置きすると言う事は、仕事ができない健常者と何が違うのかなと思う時があります(笑)
こういった観点から車椅子ユーザーは、起業家やフリーランスになって働く場所(建物)を自分で選んだ方が有利だなと思いました。
おすすめ理由③収入が上がる可能性がある
これも障害の度合いによる部分もあるけど、起業家やフリーランスの方が収入が上がる気がします。
車椅子ユーザーに限らす障害者が就職するときは、健常者と変わらない業務をこなし同じ金額の給料がもらえる一般枠か、障害の状態を考慮して仕事用や勤務時間を減らして働く障害者枠のどちらかで雇用されます。
障害者枠は、やはり勤務時間や労働量が少ないため給料は減額されます。
これに関しては、さっきも言ったように会社は慈善事業じゃないので仕方ないかなと思います。
一方でフリーランスや起業家になれば、自分でできる仕事を増やせるので障害関係なく自分の能力を発揮して、給料より稼げる可能性があると思っています。
働いてたら障害年金不要?
人によっては「障害年金があるから、そこそこ生活できるでしょ?」との声もあるようですが、そもそも障害年金の金額ってご存じでしょうか?
支給方法は通常の年金と同じで、二ヶ月に一度の支給で最高額が16万前後です。
東京などの一部の地域では、重度障害者にさらなる支給があるようですが、この金額だと一月約8万円で生活することになります。
しかも重度障害と言う事は、軽度障害よりも介護費用がかかる可能性があります。
一月8万の生活って……どうでしょう?
生活・医療の費用
更に障害を負ってると、月一の通院費や介護費用などが掛かる可能性があります。
医療費無料なんてことも言われますが、基本仕組み的に払った費用が後から返ってくる制度です。
つまり一度通院したらその時は、払わないといけないためお金を持たなくていいという意味ではありません。
世間の誤解
後、障害年金で暮らせばいいと思っている方は、この動画の解説が分かりやすいかもしれません。
一旦なんで障害年金が必要なのか、考えていただければと思います。
もちろん障害年金も一部の人は、一定年収を超えるともらえなくなります。
これは、通常の年金や生活保護制度と同じですね。
なのでこうして考えると、給料の制限がある障害者枠で働いている場合、フリーランスや起業した方が有利かなと感じました。
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おすすめ理由④好きなことが仕事になる可能性
フリーランスや起業した方が、好きなことが仕事になる可能性があります。
これは、健常者にも言える部分かもしれませんね。
会社に勤めると言う事は、苦手なことやしたくないこともしなきゃいけない場面があると思います。
そういう場面で障害がある場合、戦力になれない事が多いように感じました。
だから自分の得意なことや、やりたいことに特化できる起業やフリーランスが、車椅子ユーザーには向いている気がします。
おすすめ理由⑤起業・フリーランスになりやすい時時代
あと時代の流れ的に車椅子ユーザーが、起業やフリーランスになりやすい時代になっていると感じています。
一昔前までは起業するのに手間がかかっていたし、パソコンがない時代ではフリーランスになるのは、難しかったかもしれません。
しかし今は、オフィスがなくても起業やフリーランスは成り立ちます。
クラウドサービスなどを上手く利用して、小さな副業からチャレンジしてみましょう。
起業家・フリーランスの注意点
メリットが多い起業家・フリーランスですが、注意点もあります。
それは、確定申告です。
会社ni
務めている場合は、会社側が行なってくれていたため問題ありません。
しかしフリーランスや起業家は、自ら確定申告が必要です。
していないと税務調査や訴えられる場合がありますのでご注意ください。
ただ一見、確定申告と聞くと「難しそう……」と思う人もいらっしゃるでしょう。
確かになれないうちは大変かもしれませんが、何度も書き直すこともできて慣れれば簡単です。
しかも今は、マイナンバーカードとパソコンがあれば在宅でできます。
またどうしても難しい場合は、税理士さんを雇う方法もあります。
その場合は、必ず信頼できる税理士さんか見極める目を養いましょう。
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車椅子起業家・フリーランスにおすすめな仕事
上記では、車椅子ユーザーに起業やフリーランスが向いている理由について話してきました。
しかし中には「何を仕事にしたらいいかわからない」とか「いきなり会社辞めてフリーランスとか怖い」と思う人もいるかもしれませんね。
そういった方には、小さな副業から始めるのをおすすめします。
そこでここからは、個人的に思う車椅子起業家・フリーランスにおすすめな仕事をご紹介します。
プログラミング
一つ目の車椅子起業家・フリーランスにおすすめな仕事は、プログラミングです。
プログラマーと言われる仕事で、ホームページを作ったりサイトの作成などが主な仕事になるでしょう。
一定期間プログラムの勉強は必要ですが、今はネット使い在宅でも受講可能です。
現在フリーランスのプログラマーが増えており、人気になれば一気に収入アップが見越せるかもしれません。
WEBライター
車椅子起業家・フリーランスにおすすめな仕事として、WEBライターもおすすめです。
webライターは、その名の通りネットサイトの記事を書く仕事です。
記事内容は様々で、コスメや美容だったり商品紹介・旅行先の解説などサイトを経営している会社によって異なります。
私も以前クラウドワークスにて、約3年ほど記事を書かせてもらいました。
その経験が、今のこのブログに繋がっているのかもしれません。
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ブログ
WEBライターよりもブログの方が、好きな内容が書けるし手軽に始められるという利点もあります。
ただ収益を得るには、自分でドメインを取得してブログを開設する必要があります。
死して、Googleの審査に合格することが必須条件となっています。
一見ハードルが高そうにも見えますが、順を追ってゆっくりやって行くと大丈夫です。
収益が出るまで時間はかかりますが、ストック収入を作っていると思って地道に頑張っていきましょう。
YouTube
今や人気上位の職業になったYouTubeもおすすめです。
最近では、車椅子YouTuberを筆頭に自分の障害について発信する人も増えてきましたね。
障害者というのは、地球を救う番組もありますが、日本ではまだまだマイノリティーです.
顔出しに抵抗がなければ、チャレンジするのもアリかもです。
また裏方ではありますが、YouTubeを通して動画編集を学ぶとその仕事が来ることもあります。
LINEスタンプ作成
このブログで、何度か話題にあげているLINEスタンプ作成もおすすめの仕事です。
絵が好きな人であれば、チャレンジしてみてください。
大きな収入を得られるわけではありませんが、副業にはうってつけです。
また、さっきのクラウドワークスと同じような方法で、ココナラでは絵の仕事を貰う気とも可能です。
自分に合った方法で、起業やフリーランスを目指してみてください。
会社で働くことが全てではない
冒頭でも少し言いましたが、コロナの影響も相まって就職するのが「普通」ではなくなってきました。
特に車椅子ユーザーにとって社会に出るには、物理的な壁が多いです。
なのでそれを取っ払うには、自ら起業やフリーランスになったほうが仕事があるように感じます。
「就職した方が安定している」との声もありそうですが、今のご時世本当に就職して安定できるでしょうか?
絶対リストラされない、給料カットがないと断言できないかなと思います。
これはあくまで私個人の意見ですが、学校ではもう少し就職以外の働き方を教えてほしいと思う今日この頃です(笑)
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
★shogo★