【漫画制作】同人誌・著作権問題が起こる原因4選

意外と多い!?同人誌の著作権トラブル

こんにちは 小後舞真です。

近年、多くの二次創作漫画を描く人が増えました。

その中には、同人誌として販売している人もいるでしょう。

しかし二次創作同人誌は、気づかぬうちに著作権侵害のトラブルを起こしてしまうこともあるようです。

そこで今回は、同人誌で著作権問題が起こる原因について話します。

二次創作同人誌が許される理由

早速著作権問題が起こる原因について話したいところです。

しかしその前に、そもそもなぜ二次創作の同人誌を作ることが問題視されていないのかご存じですか?

これは、ずばり著作権がそもそも親告罪の一種だからです。

親告罪は、著作権を持っている人が訴えてこない限り罪になりません。

つまり同人誌は、訴えられなければ問題ないのです。

主に訴えられられない理由は、黙認している若しくは同人誌が売られていることを著作権保持者が知らないからです。

特に黙認している場合は、著作権保持者にもメリットがあると言えます。

同人誌によって作品を知ってもらえる

オリジナル作品が売れる可能性が高まる

shogo
shogo

双方にメリットがあるからこそ同人誌が広まっているんだと思います

直緒
直緒

同人誌作者とオリジナルの作者

そして読者みんながハッピーになる可能性があるんだね

同人誌の著作権問題が起こる理由4選

二次創作の同人誌が違法にならない理由については、以上です。

しかし基本的には黙認されている同人誌ですが、場合によっては著作権トラブルになることがあるようです。

では、どんな時に著作権侵害になるのか?

下記の、二次創作同人誌で著作権問題が起こる理由4選をご覧ください。

問題が起こる理由①ガイドラインを見ていない

著作権問題が起こる原因は、主にガイドラインを見ていないことが考えられます。

ガイドラインとは、作品の規約やマニュアルに書かれている注意事項のこ。と

主に多くの作品は、アニメや漫画・ゲームなど問わず営利目的でなければOKと記載されているケースが多いです。

しかし作品の中には、同人誌作りを禁止にしているものもあります。

その際ガイドラインを見ずに同人誌を販売すると、違反と見なされ処罰を受ける可能性があるでしょう。

問題が起こる理由②作品の侮辱と見なされた

同人誌の中には、原作に描かれていないストーリーやキャラの設定が描かれることがよくあります。

しかし中には、内容が過激すぎて作品の侮辱とみなされることもあります。

作品によっては、細かく同人に描いていい内容を制限しているところもあるようです。

これは作者をリスペクトするためだけでなく、その作品のファンを悲しませないためでもあると思います。

なので同人誌を作るときは、事前にすでに販売されている原作や同人誌をリサーチすることをおすすめします。

shogo
shogo

同人誌は作者と読者双方が

傷つかないものを作るのが望ましいですね

直緒
直緒

少々過激なシーンがあっても

愛を感じると許されたりするかも

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問題が起こる理由③明らかなトレース・パクリ

二次創作の同人誌は、どの作品もあくまで原作ありきの同人誌です。

なので明らかなトレース・パクリに思う同人誌は、著作権問題が起こるでしょう。

同人誌のNG行動

原作の絵をそのままなぞっただけ

既存の原作・同人誌の内容をそのまま利用

AIに学習させ自分のオリジナルと偽る etc.

二次創作の同人誌を作るときは、一部自分のオリジナル要素やアレンジを加えてみましょう。

そうすることで、パクリやトレース疑惑はだいぶ減るでしょう。

問題が起こる理由④営利目的を優先しすぎ

同人誌を作る人の中には、収益を出すことを一番に考えている人もいます。

それ自体は、基本問題ありません。

しかし二次創作の同人誌となると、少し話が変わってきます。

さっきも言ったように作品の中には、営利目的じゃないことを条件に同人誌を許可している場合も多いです。

なので、営利目的が過ぎる同人誌の販売は、著作権問題が起こることがあります。

対策としては、販売する前に著者に許可を取ったり売り上げを折半するなどがあります。

同人誌が売れることはいいことですが、金銭的なトラブルにならないように気を付けましょう。

shogo
shogo

作品によっては同人誌の利益についても

ガイドラインに描いてあることがあります

直緒
直緒

そうすればいいかわからない時は

一度公式や作者に問い合わせてみるのもいいかもね

同人誌で著作権トラブルを避けるためには

二次創作の同人誌で著作権問題が起こる理由については、以上です。

ただ、中には「そのトラブルを避けるにはどうしたらいいの?」と思う人もいるでしょう。

その対策は、ずばり事前確認と作品をリスペクトして作ることです。

事前に確認することで、その作品の同人誌を作っても問題ないかどうかわかります。

そして何度も言いますが、二次創作の同人誌は、あくまでも原作ありきで成り立っています。

なので、自分の描きたいことを入れつつも原作をリスペクトしていることが伝わると問題になりにくいです。

それどころか、その姿勢が売上が伸びる原因になるしれません。

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二次創作同人誌作りは著作権に気を付けて

今回は、二次創作の同人誌に著作権問題が起こる理由について話しました。

日本における二次創作の同人誌文化は、長い歴史が続いています。

それには、原作者と同人作家・読者のリスペクトとマナーが成り立っているからできることだと思います。

この話が、これから二次創作の同人誌を作る人の参考になれば幸いです。


ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

★shogo★

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