DL同人誌で二次創作は不利?紙媒体との違い
こんにちは 小後舞真です。
DL同人誌を販売してみると、オリジナルに比べて二次創作のDL同人誌が少ない事に気づきました。
調べてみるとこれには、いくつか理由があるようです。
そこで今回は、DL同人誌に二次創作が少ない理由について語ります。
DL同人誌に二次創作が少ない理由4選
基本同人誌と言えば、二次創作の作品を思い浮かべる人が多いでしょう。
しかしDL同人誌の場合、どの販売サイトも圧倒的にオリジナルが多いです。
これには、二次創作の漫画ならではの理由があるようです。
そこを踏まえて、DL同人誌に二次創作が少ない理由4選をご覧ください。
理由①著作権の問題
二次創作のDL同人誌が少ないのは、著作権問題が大きいと思います。
著作権は、漫画に限らず様々なものにあり、それを最初に生み出したり作った人に一任されています。
DLに限らず二次創作の同人誌全般、この著作権を無視してると言えます。
しかしなぜ、訴えられないのか?
それは、あくまで著作者が黙認していたり気づいていないだけです。
著作権は、親告罪の一種で訴えられたら同人誌を作ったほうが負ける可能性が高いでしょう。
特にDL同人誌は、ネット内の物なので即売会で出す本よりも見つかりやすいと言えます。
なので、訴えられるリスクを避けるには、DL同人誌で二次創作品を作らない人が多いのでしょう。
作品によっては二次創作作り自体を禁止していることもあります
同人誌を作っていいか一度確認してみるといいかも
理由②コピー作品の対策
DL同人誌は、あくまで画像での配信配布となります。
なので、コピーされやすいという欠点がありその対策として二次創作漫画の販売を禁止しているところもあります。
また作家側も、既存のアニメや漫画の画像を利用して同人誌を作るのは禁止です。
これは、DL同人誌や紙媒体問わず禁止されている行為です。
同人誌を作る時の資料や参考に使うのは良いようですが、画像をそのまま使うのはやめましょう。
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理由③販売上位はオリジナル率が高い
DL同人誌の販売サイトのほとんどは、人気作品をランキング形式で表示されています。
その上位のほとんどが、オリジナル作品の確率が高いです。
そのせいもあってか二次創作の同人誌は、オリジナル作品に埋もれやすいと言えるでしょう。
年々DL同人誌の販売数は、増えています。
オリジナルが多いこの中で埋もれては、売上に繋がりにくいでしょう。
そもそもDL同人誌で二次創作は売れにくいのかもしれません
DL同人誌は印刷費を抑えられて原稿作業だけで済むから便利なんだけどね…
理由④営利目的NG
そもそもなぜ著作権問題が、起きてしまうのかご存じですか?
それは、営利目的NGとしている著作者が多いからです。
紙媒体の場合、印刷費や遠征費がかかるため、あくまで作品のファンによる推し活とみなされます。
一方でDL同人誌は、遠征費はおろか印刷代もかかりません。
と言う事は、趣味の一環というよりも利益目的と判断されやすいです。
冒頭でも言ったように二次創作作品は、必ず著作者がいます。
その作者に許可なく販売したり、利益を得るのはアウトになるのでご注意ください。
こういった理由から、DL同人誌に二次創作が少ないと言えるでしょう。
二次創作同人は即売会がおすすめ
DL同人誌に二次創作が少ない理由については、以上です。
ただ中には、それでも二次創作同人誌を売りたい人もいるでしょう。
そういう人は、オリジナル作品に埋もれない工夫が必要です。
もしくは、DL同人誌ではなく即売会に参加する事をおすすめします。
こういった即売会は、逆にオリジナルのほうが売れにくいです。
同人誌販売にも適材適所があるのかもしれません
コミケや地方イベントならではの楽しさがあるかもよ
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二次創作のDL同人販売は慎重にしよう
今回は、DL同人誌に二次創作が少ない理由について語りました。
二次創作は、先に作者が存在します。
なので販売利益を得るには、それ相応の条件を満たす必要があるでしょう。
また一口に同人誌と言っても、作品ごとに向いている販売先が違うのかもしれません。
今回の話が、今後同人誌作りの参考になれば幸いです。
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ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
★shogo★