スタンプクリエイターの危機!知らなかったじゃすまない事
こんにちは 小後舞真です。
LINEスタンプを作りたい人の中には、漫画やアニメのキャラで作ってみたいあるいは、有名人の顔で作りたいと思っている人が多いようです。
しかしそれは、著作権・肖像権の侵害になるため不可能です。
LINEの公式ガイドラインにもこの事は、きちんと明記されています。
ところが、稀にそれを知らずにスタンプ審査に出してしまう人がいるのも現状。
そこで今回は、著作権・肖像権侵害になるスタンプを作ってしまった人の末路を語ります。
LINEスタンプの著作権・肖像権侵害になりうるもの
早速、著作権・肖像権侵害になった末路を紹介したいところです。
しかし人によっては、どんなものが著作権や肖像権侵害になるか分からないかもしれません。
アニメや漫画のキャラクター
既に販売中のLINEスタンプ
芸能人などの顔写真・似顔絵
有名なキャッチフレーズや歌詞 etc.
これらを知らずに作ってしまうと、無断使用・利用になってしまいます。
類似品やパロディもアウトになってしまうので十分ご注意ください。
著作権➡人が作ったものの権利(絵・本・音楽など)
肖像権➡人物の写真や画像(有名人・一般人問わず全員にある権利)
自分で描いたものでも二次創作や
有名人の顔は使えないよ
LINEスタンプの著作権・肖像権侵害の末路
LINEスタンプの著作権・肖像権侵害になるものについては以上です。
ただ中には、これを知らずにスタンプ審査に送ってしまう人もいるでしょう。
なのでそうなった場合、どうなってしまうのか著作権・肖像権侵害の3つの末路を解説します。
末路①リジェクト
まず著作権・肖像権侵害になるLINEスタンプを審査に出すと、リジェクトされます。
これは、AI判定と審査員の目の二重チェックで行なわれます。
基本的には、制作ガイドラインに違反していないかの確認で、ここに引っかからなければ大抵順調に販売できるでしょう。
リジェクトになった場合は、LINEクリエイターズマーケットのメッセージセンターに連絡が来ます。
そこでリジェクト原因が分かり、指示に従ってスタンプ画像を修正してください。
その後、再審査に出せば何の問題もありません。
修正原因は著作権・肖像権侵害にも様々です
リジェクトだけだとそんな大問題にはならないと思うよ
末路②権利者に訴えられる
LINEスタンプは現在、たくさん販売されています。
その中には、ガイドラインには引っかからなくとも類似品も少なくありません。
稀に自分が作ったスタンプに似ていたり、肖像権侵害なると思われれば権利者に訴えられる可能性があるでしょう。
基本的に著作権・肖像権は、親告罪です。
権利者が訴えなければ、特に問題はないでしょう。
しかし訴えられた場合不利になるのは、間違いなくクリエイターの方です。
最近では、クリエイターのSNSに連絡が来ることが多くなりました。
この時、トラブルを避けるには権利者の指示に素直に従う事をおすすめします。
そのまま無視していると、裁判沙汰になりかねません。
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末路③LINEの利用停止
LINEスタンプには、それぞれ通報機能がついています。
クリエイターが、販売停止やスタンプ画像の削除に応じない場合通報される可能性は高いです。
通報されると、LINEの管理会社に連絡が行きLINEの利用停止になりかねません。
LINEの利用停止後、アカウントを作り直すのは難しいようです。
通報後は本当に違反しているかどうか確認してから実行されます
むやみに通報してるとイタズラとみなされ逆に訴えられるかも…
著作権・肖像権侵害の対策
LINEスタンプの著作権・肖像権侵害になった末路については以上です。
今後LINEスタンプを作り続けるならば、こういった権利をきちんと知っておきましょう。
またクリエイターは、万が一訴えられないようにするために対策をしておくのも一つの方法です。
そこでここからは、LINEスタンプの著作権・肖像権侵害対策をご紹介します。
オリジナルでLINEスタンプを作る
著作権・肖像権侵害にならないようにするには、やはりオリジナルでLINEスタンプを作るのが鉄則です。
二次創作キャラや有名人の顔で作りたい気持ちは分かるものの、まず100%リジェクトされるでしょう。
完全オリジナルが難しい場合は、AIの活用や写真の加工で作るという方法もあります。
また、あくまで「参考にする」程度であればLINEスタンプの類似品は作れます。
自分なりに工夫して、オリジナルのLINEスタンプを作ってください。
自分のペットなどはオリジナルスタンプになりやすいです
個人的に人物の写真加工はどんな人であってもあまりおすすめしないかも…
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権利者に許可を取る
ここまで言っても、著作権・肖像権侵害になりうるものでLINEスタンプを作りたい人はいるでしょう。
その場合は、必ず権利者に許可を取るようにしましょう。
ただし、99%は断られる可能性が高いと思います。
無断でLINEスタンプを作ると、LINEスタンプの売上以上に失うものが多いはずです。
正しい著作権・肖像権の知識をもってLINEスタンプを作りましょう
今回は、作ったLINEスタンプが著作権・肖像権侵害になった時の末路を解説しました。
著作権・肖像権は、誰もが持っている権利です。
他人が、無断で侵害していいものではありません。
LINEのガイドラインに従って、スタンプを作りましょう。
YouTube動画での解説はこちら↓↓
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参考になるかはわかりませんが、私が作ったスタンプも覗いてみてください。
実際に私が、LINEスタンプ作成に使っている道具はこちら!
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
★shogo★