【アナログ漫画家】アナログ作業のデメリット・失敗談4選

アナログ漫画の失敗あるある?手書き作業のデメリット

こんにちは 小後舞真です。

近年漫画を描く人は、アナログ作画よりもデジタル作画をする人が増えてきました。

この原因には、アナログ作画の欠点がいくつかあるからだと考えられるでしょう。

その欠点が原因で、私自身も何度もアナログ作画で失敗をしてきました。

そこで今回は、漫画のアナログ作業失敗談を語ります。

アナログ時代の漫画作のデメリット・業失敗談4選

さんが作業は、デジタルであっても失敗はつきものです。

しかしアナログでの失敗は、デジタルでは起こらない事が多いです。

なのでここでは、アナログでの漫画作業の失敗あるあるを中心に話します。

そこを踏まえて、漫画アナログ作業のデメリット・失敗談をご覧ください

デメリット・失敗談①インクをこぼす

アナログ漫画のデメリットは、やはりインクをこぼす可能性があることです。

漫画の原稿に使うインクは、基本真っ黒であればどんなものでも構いません。

製図や証券用インク

墨汁

筆ペン etc.

これらアナログ画材は、液体インクが入っており出過ぎるとあらゆる場所を汚してしまうことがあるでしょう。

漫画原稿が汚れてしまった場合は、ホワイト修正である程度修繕ができます。

しかし衣類や床にインクをこぼしてしまった場合、汚れが落ちない可能性が高いのでご注意ください。

shogo
shogo

カーペットを汚してしまった時は色々ダメージを受けました

直緒
直緒

そこを考えるとデジタル作業は汚す可能性はないとこがメリットかも

デメリット・失敗談②ホワイト修正後の加筆

修正

デジタルで漫画を描いていて間違えた場合、一つ前の作業に戻ったり一部を消すことは簡単です。

しかしアナログ漫画の場合は、そうも行きません。

もちろんホワイトなどで、修正は可能です。

しかし、きれいさっぱり跡形もなく消すことは不可能でしょう。

場合によっては、ホワイト修正後の加筆が必要になります。

この加筆ですが、やってみると難しく綺麗な線が引きにくい事が分かります。

手先が器用な人や鍛錬を積んだ場合は、上手くいきやすいですが初めはかなり苦戦すると思います。

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デメリット・失敗談③消しゴムがけによる原稿のしわ

アナログ漫画の場合は、下書きの線を消す必要があります。

この時、思わず力が入りすぎてしまった経験はありませんか?

消しゴムがけをするとき力を入れ過ぎてしまうと、原稿にしわが出来たり傷つける可能性があります。

こういった部分も、デジタル作業にはないアナログ漫画ならではのデメリット。

アナログの漫画原稿は、厚みがあるのでそう簡単に破れる事はありません。

しかし他の紙と同じく、傷がつくと消えず印刷の痕に残る可能性があります。

なのでなるべく消しゴムは、優しくかけましょう。

shogo
shogo

優しくかけるだけでなく鉛筆のあとを残さないようにするのも大事です

直緒
直緒

原稿の枚数が多いと案外重労働になりそう…

デメリット・失敗談④手垢の汚れに気づかず印刷

アナログ原稿のデメリットとして考えられるのは、道具のせいばかりとは限りません。

実は、自分の手垢の汚れが原因で漫画原稿が汚くなることがあります。

これは、綺麗に手を洗った後に原稿を触ったとしても起こる可能性があります。

場合によっては、印刷にも反映され漫画の商品価値を落とす原因になりかねません。

なので漫画を描く時は、手袋をしたり手の下にティッシュなどを敷いて作業する事をおすすめします。

アナログ漫画ならではの魅力(メリット)

アナログ画材で描く漫画のデメリット・失敗談については以上です。

こういったデメリットから、年々アナログからデジタル作業に移行する漫画家が増えました。

しかしアナログ漫画には、魅力やメリットがあるのも事実。

そこでここからは、漫画をアナログで描く魅力とメリットについて語ります。

初期費用が安い

アナログで漫画を描くメリットは、何と言っても初期費用が安い事です。

最近は、100均でも手に入れられる画材も増えてきました。

なので、漫画を描き始めた人でも手軽に始めやすいと思います。

また現在は、ネットが発達したこともあり店舗に売ってなくても困ることは少ないでしょう。

shogo
shogo

最初のうちは場所もそこまでとらないはずです

直緒
直緒

やってみると難しいこともあるけど

ザ・漫画家って感じでテンション上がるかも

アナログならではの味・暖かみがある線

アナログ漫画を描くメリットは、アナログならではの味・暖かみがあるところも当てはまります。

最近では、アナログに近い書き味があるタブレットやペンの種類がたくさん出ています。

しかしそれでも、アナログと全く同じ書き味にはなっていないのが現状。

作家によっては、読者から「アナログの時のほうがよかった」と言われることもあるようです。

またデジタル作画になる前、一度でもアナログ経験があるとデジタルで困った時のサポートにもなります。

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漫画に対しての努力や熱量が明確に分かる

アナログ作業のメリットは、漫画に対する努力や熱量が明確に分かる部分も当てはまります。

実際漫画を描いてみると、デジタルやアナログ問わず大変なことが多いです。

そのわにには、なかなか成果が認められない事も多いでしょう。

その結果、漫画家志望を辞めてしま人も少なくありません。

この時何度くじけても漫画を描いた場合、これまで描いてきたネームが目の前に残っているはず。

これこそが、ご自身が漫画に真剣に向き合った証拠になるのではないでしょうか?

もちろんデジタルデータでも残せますが、消すのは簡単です。

山積みになったアナログ原稿やネームは、自分の手で触れる分重みや意味が少し違う気がします。

shogo
shogo

ボツ原稿やネームをみて奮起して頑張るのもありです

直緒
直緒

自分が頑張った証拠だと思うと簡単には捨てれないかも…

アナログは不便な部分もあるものの漫画の繊細さはデジタルでの再現は困難

今回は、アナログで漫画を描くデメリット・失敗談について語ってみました。

年々漫画のアナログ作業をする人は、減っていると言われています。

それには、今回話したデメリットや失敗経験がある人が、デジタルに移行しているのかもしれません。

ただ年々技術が進行しているデジタル作画ですが、アナログの良さを完全再現するのは、まだまだ難しいようです。


ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

★shogo★

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