【漫画制作】コンビで描くメリット・デメリット

漫画原作・作画分けた方が良い?それとも…

こんにちは 小後舞真です。

漫画を描いていると、一人の作業で孤独に感じることはありませんか?

こんな時、原作と作画を分けて漫画を描きたいと思う事もあるでしょう。

そこで今回は、漫画を原作と作画を分けて描くメリット・デメリットを語ります。

漫画原作・作画をコンビで描くメリット

漫画家は、どちらかというと全ての作業を一人で行なう事が多いです。

人がいたとしても、アシスタントと作家のみでしょう。

しかし中には、漫画原作・作画を分けてヒット作を作っている人も増えてきました。

なので原作・作画をわけることにメリットがあるのも事実。

そこでまずは、漫画原作・作画を分けて描くメリットをご覧ください。

メリット①作業負担の減少

漫画作業を分担するメリットは、作業負担が減るところです。

漫画は、大きく分けて物語を考える原作作業と絵を描く作画作業の二つ。

基本1人で活動している漫画家は、これらを一人で全てをこなします。

実際やってみると、思った以上に時間がかかり大変です。

しかし作業を分担することで、体力的にも精神的にも楽になりやすいでしょう。

作家さんによっては、原作と作画を半々で分担したり更に細かく人物と背景を分けている人もいます。

shogo
shogo

原作担当と作画担当の二人に分かれるのが主流です

直緒
直緒

1人で描く時はAIやデジタルツールがサポート役としておすすね

メリット②得意な作業に集中できる

漫画家と言っても全ての人が、絵やストーリー作りが得意とは限りません。

人によって絵は描けるけど、ストーリーが作れないとか。

その反対にストーリー作りは得意な一方で、絵が苦手という人もいるでしょう。

そういう人は、作業分担して漫画を描くことで得意な作業に集中できると思います。

二人組以上で漫画を描いている人の中には、一人では上手くかなかった人もいます。

コンビを組んだことでデビュー出来たり、ヒット作が生まれた人もいます。

漫画原作・作画をコンビで描くデメリット

漫画作業を分担するメリットについては、以上です。

ただ個人的にコンビで漫画を描く場合、デメリットもあると思っています。

そこでここからは、コンビで漫画を描くデメリットをいくつか語ります。

デメリット①金銭問題

漫画をコンビで描くと言う事は、金銭問題のトラブルが起こる可能性があります。

本来一人で漫画を描いていると、原稿料や賞金は全額自分のものになるでしょう。

ところがコンビで描くと言う事は、そのお金を山分けする必要が出てくると思います。

この時均等に分けれればいいのですが、どちらかというと作画担当のほうが多くもらいがちです。

理由は単純で作画のほうが、時間も体力も消耗率が高いからです。

なので原作者が儲けるには、複数の作品を掛け持ちしているパターンが多いです。

こういった点から、金銭トラブルになってしまうことがあるようです。

shogo
shogo

報酬に関しては事前に話し合っておくことをお勧めします

直緒
直緒

金の切れ目が縁の切れ目ってやつだね…

デメリット②方向性の不一致

漫画を長く一緒に描いていると、途中で方向性の不一致によって対立することもあります。

バトル漫画を描いていたけどミステリーが描きたい

違う出版社で描きたい

ストーリー展開やキャラデザに不満がある etc.

漫画家は、一年一年年をとっていきます。

なので考え方や嗜好が、変わってくることもあるでしょう。

これによって、コンビ解散となった漫画家も少なくあちません。

コンビで漫画を描く場合は、作品ごとに相方を変えるのも長く漫画家活動を行なうコツかもしれません。

編集部側で、原作者にあった絵が描ける漫画家を見つけてくれることもあるようです。

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デメリット③作業の遅延

コンビで漫画を描く場合、作業の遅延が起こる可能性もあります。

原作のストーリーが浮かばず作画に入れない

作画が間に合わず原稿が出来ていない

その他私的なトラブル etc.

複数の人が携わっているからこそ、スムーズにいかなかったり止まったりしてしまう部分があると言えるでしょう。

shogo
shogo

コンビだからこその問題もあります

直緒
直緒

二人で作るから楽になるとは限らないんだね

最初から分担しない方が良い理由

ここ10年で若いうちから二人組で、漫画を描く人が増えました。

しかし、できれば初めから二人以上で描くことはおすすめできません。

なぜなら、漫画を描く経験値が足らないからです。

ストーリー作りも作画も、何度も行なう事で成長していきます。

これを漫画力と言い、漫画力を上げることでストーリーも絵も上達していくのです。

しかし最初から分担していると、片方の能力しか上がらなかったりお互いの苦労が分かりにくいです。

また若いうちは、些細なことでコンビを解散してしまう事もあるでしょう。

漫画は、お互い精神的に大人でないとコンビで続けるのは難しいかもしれません。

shogo
shogo

ストーリーと作画1人で両方できることに越したことはないです

直緒
直緒

漫画の世界みたいにそう簡単には行かないんだね…

漫画は自作しつつ気の合う仲間を見つけるのが吉

今回は、漫画をコンビで描くメリット・デメリットを語りました。

漫画は実際に描いてみると、手間がかかります。

この頃から、コンビで描こうと思う人もいるでしょう。

しかし意外と、そんなに甘くありません。

漫画は、まず自作しつつ少しずつ気の合う仲間を見つけていくことをおすすめします。

今後、コンビで漫画を描きたいと思っている人の参考になれば幸いです。


ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

★shogo★

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