【漫画家の現実】儲からない人の特徴と理由4選

「漫画家=お金持ち」とは限らない本当の理由

こんにちは 小後舞真です。

世間では、漫画家になると儲かると思っているという声を聞きます。

しかし実際に漫画の仕事をしている身からすると、漫画家=全員儲かるとは限りません。

そこで今回は、儲からない漫画家の特徴と理由について語ります。

儲からない漫画家の特徴と理由

現在は、インターネットが発達し比較的簡単に漫画家になることが可能になりました。

しかし儲かる漫画家になるのは、そう簡単ではありません。

そのため、漫画家になれるのは一握りというのは一理あるでしょう。

そこを踏まえて、下記の儲からない漫画家の特徴と理由4選をご覧ください。

儲からない理由①単発の仕事しかない

儲からない漫画家は、単発の仕事しかない可能性があります。

例えば、漫画賞を受賞し賞金はもらえたものの次の掲載がないとか。

読み切りの原稿料はもらえたものの、何か月あるいは何年も次の掲載が決まらないこともあるでしょう。

このように漫画家は、次の掲載が決まらない限り安定した収入得られないのです。

そのため多くの漫画家は、連載作家になることを目指しています。

shogo
shogo

例外として出版社と専属契約を結べると

漫画を描いてない時も収入がもらえます

直緒
直緒

単発の仕事でも連続で仕事になると

まとまった収入になることがあるよ

儲からない理由②原稿料が安い

現在漫画出版社は、不況だといわれています。

そのため出版社によっては、原稿料が安いことが原因で儲からない漫画家も増えました。

正直言うと、出版社が大手かどうかで原稿1枚の単価が決まると思います。

高いところでは、新人漫画家の場合1枚17,000円。

安いところでは、1枚5~6,000円くらいが相場です。

特に新人のうちは、最低ラインの原稿料のため生活が楽になるまで時間がかかります。

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儲からない理由③同人誌が売れていない

漫画家の中には、雑誌デビューではなく同人誌で活躍している人もいます。

しかし、同人誌が売れなくて儲からない漫画家もすくなくありません。

同人誌は漫画雑誌と違い出版社を通さないため、作者の自由に漫画が描けます。

ところがその一方で、作者の独断で出版することが多いため客観視が不十分になりがちです。

客観視が足りないと、読者が求めるものと作者が描きたいことのずれに気づきにくい傾向にあります。

このずれが少ない同人誌が、売れやすいのです。

どんな漫画でも買ってもらうには、誰かに客観視をしてもらったほうが収益につながるでしょう。

shogo
shogo

身近な人や友人に客観視してもらうのもいいですが

漫画のプロ(編集者等)に見てもらう方が成長スピードが速いです

直緒
直緒

漫画仲間に見てもらうのもありだよ

まあ他にも儲からない原因はあるかもだけど

儲からない理由④連載赤字

漫画家が儲からない原因は、連載赤字が原因かもしれません。

漫画の連載が決まった場合、月刊連載・週刊連載どちらも一人で描き上げるのは厳しいでしょう。

なので漫画家は、自費でアシスタントを雇わなくてはいけません。

シオン人の連載の場合、貯蓄が少ないことも多く入金よりもアシスタントへの出費が多いため儲からないのです。

主なアシスタント料金

アシスタント料×人数分

アシスタントが使う机や椅子

アシスタントが使う画材・pc

アシスタントの食費や寝泊まりする布団や場所の準備費 etc.

最近は、アシスタントのリモート化が進んでいます。

そのため、アシスタント料金以外の出費は少なくなりました。

しかし一口にアシスタント料金と言っても、アシスタントの実力によって異なります。

連載でアシスタントを雇うときは、料金の相場を知っておくといいでしょう。

漫画家のお金の管理術

儲からない漫画家の特徴と理由については、以上です。

しかし儲からない原因の中には、お金の管理方法が不十分なこともあるでしょう。

そこでここからは、漫画家のお金の管理術についてザックリ解説します。

長期連載を狙う

漫画で儲けるには、長期連載を狙う必要があります。

連載することで、定期的に原稿料が入ってきますのでお金にゆとりが出てくるでしょう。

ただこの時、すぐに入金されることはほぼありません。

原稿を描き上げて雑誌に掲載されてから、約2か月前後に入金されることが多いです。

このことから、原稿料はすぐに使わず何割かを貯蓄することをおすすめします。

shogo
shogo

原稿料は1割源泉徴収税が引かれます

直緒緒
直緒緒

振込手数料を引かれるところもあるかも

副業漫画家として活動

漫画家が収入を得て管理するには、副業漫画家になることも一つの手段です。

例えば日中は、会社勤めをして夜や休日に漫画を描くとか。

あるいは、自分の漫画を描きつつほかの漫画家のアシスタントを行うのもいいでしょう。

とにかく、原稿料や賞金以外の稼ぎ口をもっておくことが安定やお金の管理につながると思います。

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お金の知識をつける

漫画家がお金の管理術を身に着けるには、お金の知識をつけることをおすすめします。

なぜなら漫画家は、個人事業主の一種だからです。

税金のことや保険の問題など、自分がわかっていないとトラブルになりかねません。

また節税効果で、出費を抑えることが可能になることもあります。

儲ける方法を探すだけでなく、出費を抑える工夫を学んでおくのも必要です。

shogo
shogo

確定申告も忘れずに!

直緒
直緒

これは漫画海外の個人事業主にも言えそうだね

漫画家は一発逆転夢がある職業

今回は、儲からない漫画家の特徴と理由について解説しました。

漫画は、ヒットするまでの道のりが長く厳しい部分もあります。

しかし人を喜ばせつつ、自分の承認欲求も満たせる数少ない職業です。

また、金銭的にも一発逆転が狙える職業でもあります。

ぜひ諦めずに漫画活動を続けてみては、いかがでしょうか?


ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

★shogo★

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