【おすすめ映画】劇場版名探偵コナン・戦慄の楽譜の魅力を語りたい!

コナン×音楽の意欲作!意外な設定が物語のカギとなる作品!

こんにちは 小後舞真です。

2023年に劇場版シリーズが、26作品となった名探偵コナン。

そんな江戸川コナンこと工藤新一は、音痴という設定があることをご存じでしょうか?

そこで今回は、音楽をコンセプトに作られた劇場版名探偵コナン・戦慄の楽譜の魅力をご紹介します。

※あくまで個人の感想です。

劇場版名探偵コナン・戦慄の楽譜の概要とあらすじ

早速、戦慄の楽譜の魅力について語りたいところです。

しかしこの映画について、よく知らないという人もいるでしょう。

そこでまずは、戦慄の楽譜の概要とあらすじを解説します。

戦慄の楽譜の概要

タイトル:戦慄の楽譜(フルスコア)

公開日:2008年4月19日

興行収入:24億円

上映時間:115分

主題歌歌手:ZARD

今作は、音楽がテーマの映画です。

なので、歌唱シーンが多いのがこの映画の特徴。

特に帝丹小学校の校歌は、この映画で初披露されました。

後に名探偵コナンのサウンドトラックCDに収録されています。

またこの年は、ZARDのボーカル・坂井泉水さんが亡くなられました。

そのため、この主題歌が生前最後の楽曲となったそうです。

shogo
shogo

前作の紺碧の館と同じく著名人のゲスト声優は登場しません

直緒
直緒

2023年現在、この映画がコナンの中で一番上映時間が長いよ

戦慄の楽譜のあらすじ

元ピアニスト兼オルガン奏者が開いたコンサート会場の、こけら落としに呼ばれたコナン一行。

しかしその前日、元ピアニスト堂本一輝の音楽教室が何者かによって爆発しました。

その後もピアノ教室の元教え後の命が、次々と奪われてしまいます。

コナンが独自に調査していると、今回のこけら落としに参加するソプラノ歌手・秋庭玲子も狙われている人物だと判明。

警察は、こけら落としを中止するように説得してみるものの上手くいきません。

こけら落とし当日、コナンと玲子は何者かに襲われコンサート会場から追い出されてしまいます。

気づいた時は、ボートの上。

そこで目にしたものは、コンサート会場の複数の爆発でした。

コナンは無事、事件解決できるのか是非このミステリーをお楽しみください。

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劇場版名探偵コナン・戦慄の楽譜の魅力4選

戦慄の楽譜の概要とあらすじについては、以上です。

そこを踏まえた上で、下記の戦慄の楽譜の魅力4選をご覧ください。

※一部ネタバレ有り。

魅力①コナンの音痴設定を活かした作品

戦慄の楽譜の魅力は、やはりコナンの音痴設定を活かしたところです。

これまでの映画では、コナンの優秀な場面をメインに多く描かれました。

しかしこの作品では、コナンが音痴なため歌の指導を受けるという名目で秋庭玲子のボディーガードをします。

このシーンが後に、後半犯人の動機がわかる伏線になっているのもポイントです。

shogo
shogo

歩美ちゃんのフォローになってない音痴に対する辛辣な一言も見逃せません。

直緒
直緒

コナンがわざと玲子さんの前で子供っぽくふるまってるシーンもあざとくて可愛いよ

魅力②プロ歌手の歌唱シーン

戦慄の楽譜は、さっきも言ったように実際の歌唱シーンが多数あります。

しかし歌っているのは、キャラを演じている声優さんではなくプロのソプラノ歌手です。

一見、別人のため声に違和感が出るのではと思う人もいるでしょう。

しかし実際に聴いてみると、さほど違和感がありません。

むしろ声質が似ているのか、声優さんが歌っているように聞こえる部分も多数あります。

また数分の歌唱シーンでも、思わず見入ってしまう事でしょう。

この歌唱シーンは、コナンが爆弾解除を行なう上での大きなサポートにもなっています。

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魅力③ゲストキャラが活躍する珍しい展開

これまでの劇場版名探偵コナンは、基本活躍するのは主人公のコナンとレギュラー・準レギュラーキャラのみでした。

しかし戦慄の楽譜では、ゲストキャラの秋庭玲子が活躍し事件解決に導きます。

この展開は、戦慄の楽譜より前の映画では描かれてこなかった展開でした。

ゲストキャラ・秋庭玲子の活躍

尾行から子供を死守

帝丹小OGとして歌唱指導

プッシュホンの発生で警察へ連絡

アメージンググレース熱唱でコナンの爆弾解除をサポート

ちなみにプッシュホンの発生は、絶対音感があり正確な発声ができれば可能だそうです。

実際公開前に、プロ歌手・サッカー選手を呼んで実験したとのことです。

一般人が行うには難しいですが、音声アプリがあれば出来る事が分かっています。

shogo
shogo

ゲストだけではもったいない活躍ぶりで

できればいつか再登場しないかと密かに願っています

直緒
直緒

後の映画、純黒の悪夢もゲストキャラが活躍する珍しい回だよ

魅力④園子と蘭の友情に対する価値観

戦慄の楽譜は、蘭と園子の友情に対する価値観も見所です。

犯人の動機は、ピアノ調律師を堂本一輝から外されたことからの恨み。

しかしそれは、年を取って耳が衰えた調律師に気を使っての事でした。

些細なすれ違いで起こった事件、園子と蘭はあえて本心を伝えないのは理由があると諭します。

友達だから何でも言いあうのではなく、相手を想い合っている台詞が素敵でした。

戦慄の楽譜の気になる点

戦慄の楽譜の魅力については、ある程度お分かり頂けたかと思います。

しかし魅力的な映画ではあるものの、いくつか気になる点もありました。

そこでここからは、戦慄の楽譜の気になる点について語ります。

※こちらも一部ネタバレ有り。

音痴と絶対音感の矛盾

コナンは、何度も言うように音痴という設定があります。

しかしその一方で、絶対音感を持っていると分かる描写がいくつかありました。

コナンの絶対音感疑惑

ヴァイオリン・ストラディバリウスの演奏技術の違いに気づく

オルガンの音の異変に気付く

正確なプッシュホンの発生

こういった部分が、音痴と絶対音感の矛盾に感じました。

この事について後に、音感はあるけどもリズム感がないという事だったそうです。

shogo
shogo

こう言う事は実際にあるのでしょうか?

直緒
直緒

誰か詳しい人がいたら教えてね

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中盤の盛り上がりが少ない

戦慄の楽譜は、前半の音楽教室の爆発と後半の音楽ホール爆発阻止・犯人逮捕が一番の盛り上がりです。

その一方で、映画中盤の盛り上がりが少ないなと思いました。

よく言えば展開に緩急があるものの、ちょっと途中で退屈に感じるかもしれません。

原因として考えられるのは、レギュラーキャラの活躍シーンが少ないためと言えそうです。

ゲストキャラが活躍する分、話の展開に大きく影響するのは元太と灰原しかいないと言えます。

音楽を通して伝わる友情物語

今回は、劇場版名探偵コナン・戦慄の楽譜の魅力について解説しました。

この映画は、音楽を通して友情を伝える作品に思えます。

コナン映画の中では、派手な描写が少ないためマイナーかもしれません。

しかし魅力的なゲストキャラなため、是非一度は見てほしいと思う作品です。


ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

★shogo★

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