【おすすめ映画】劇場版名探偵コナン・水平線上の陰謀の魅力を語りたい!

豪華客船で繰り広げられるそれぞれの陰謀が明らかに!

こんにちは 小後舞真です。

名作映画は、のちの作品のモチーフになったり影響を与える事がよくあります。

人気シリーズとなった劇場版名探偵コナンも例外ではありません。

そこで今回は、タイタニックをモチーフにしたと言われている映画。

劇場版名探偵コナン・水平線上の陰謀の魅力を語ります。

※あくまで個人の感想です。

劇場版名探偵コナン・水平線状の陰謀の概要とあらすじ

水平線上の陰謀の概要

タイトル:水平線上の陰謀(ストラテジー)

公開日:2005年4月9日

興行収入:21億円

上映時間:107分

主題歌歌手:ZARD

今作は、劇場版名探偵コナンの9作目です。

この映画で追加された設定が、後の原作やアニメシリーズの設定にも使われた部分がいくつかありました。

蘭の関東大会優勝などがそうです。

またここ数年、毎年行われている有名人のゲスト声優は今作では登場しません。

shogo
shogo

この映画はコナンシリーズの中では知名度は低いものの魅力がいっぱいです

直緒
直緒

案外コナンの活躍が少ないのが原因かも…

水平線上の陰謀のあらすじ

鈴木財閥の計らいで、豪華客船の処女航海に参加したコナン一行。

コナン達は、蘭の関東大会優勝のお祝いも兼ねて貝殻で作ったブレスレットをプレゼントすることにしました。

しかしただ渡しても面白くないと言う事で、船内かくれんぼ中にこっそり上着のポケットに入れます。

ただそのかくれんぼ中に園子が、拉致監禁される事件が発生。

さらには、クルーズ主催者の社長が、何者かに命を奪われる事件も起きました。

コナンの調査によるとこの事件は、15年前の沈没事故に関係することが判明。

犯人は、冒頭で分かるもののこの事件を引き起こした動機がこの映画のポイントです。

船内で起こるサスペンスを是非、ご覧ください。

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水平線上の陰謀の魅力4選

水平線上の陰謀の概要とあらすじについては、ある程度お分かり頂けたかと思います。

この作品は、最初から最後まで船の上で完結している作品。

後に海を舞台にしたコナン映画はいくつか登場しますが、この作品が先駆けと言えるでしょう。

そこを踏まえた上で、劇場版名探偵コナン・水平線上の陰謀の魅力4選をお届けします。

※一部ネタバレ有り。

魅力①タイタニックをモチーフにした豪華客船

水平線上の陰謀の魅力は、何と言ってもタイタニックをモチーフにした豪華客船です。

客船の名前は、アフロディーテ号。

15年前に沈没した貨物船、第一八代丸と同じく終盤に沈没していくシーンがあります。

沈没の原因は、八代丸沈没で家族を亡くした新犯人でです。

しかし、大勢の客を救出する際ボートとで家族と離れるシーン。

一旦ボートに乗ったと思いきや、とっさに船内に戻るヒロインなど共通点があります。

また犯人の一人である草加が、描いたシナリオがタイタニックの内容に似ているのもポイントです。

shogo
shogo

ジャンルが異なる作品の共通点やモチーフを見つけるのも

映画の楽しみ方の一つです

直緒
直緒

タイタニックファンにも見てほしいなぁ

魅力②少年探偵団のかくれんぼ

冒頭からクライマックスの緊迫したシーンを紹介しましたが、他にも魅力があります。

水平線上の陰謀の魅力には、少年探偵団たちのかくれんぼシーンも欠かせません。

このシーンは一見、コミカルなシーンです。

しかし途中で、園子が拉致られここから起こる事件のきっかけになっており物語の分岐点と言えるでしょう。

また原作やアニメシリーズでは、見る事が少ない園子と灰原の絡みも面白ポイントです。

また一見、コナンがかくれんぼを放置してボールをけっているシーン。

何気ない一コマであるようで実際は、終盤のピンチを救う役割になっているなど伏線が多くちりばめられています。

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魅力③シンプルな犯人へのミスリード

水平線上の陰謀は、シンプルな犯人へのミスリードも魅力の一つです。

今作は、冒頭で犯人の顔がすぐに判明します。

なので人によっては、サスペンス物に見えたり「これで面白いの?」と思うでしょう。

しかし物語が進むにつれて実際は、別に犯人がいる事が分かります。

これまでこういったミスリードに引っかかるのは、どちらかというと小五郎の役割でした。

しかしこの映画では、コナンのほうが引っかかる珍しい展開と言えるでしょう。

shogo
shogo

ストーリー展開もシンプルですが細かな部分に意外性が詰まっています

直緒
直緒

これ以外に映画でコナンが推理を間違える事はないから

ある意味貴重な作品かもね

魅力④毛利小五郎の活躍

水平線上の陰謀と言えば、毛利小五郎が活躍する映画といった印象を持つ人も少なくありません。

その印象は、案外間違っておらず実際に終盤は小五郎の見せ場と言ってもいいでしょう。

さっきも言ったようにこの映画では、コナンのほうが推理を間違えます。

一方で最初は、いつも通り間違った推理と思えた小五郎のほうがあっているという展開を迎えるのが見所です。

また推理できた理由は、新犯人が妻に似ており犯人ではない事を願って調査した結果と言うのがポイント。

犯人が油断するまで、一切攻撃せずに自分がボロボロになる小五郎が紳士に見える事でしょう。

さらにこの事から、普段から喧嘩が絶えない毛利夫妻。

この映画で妻に対する本心が垣間見えるのも、作品の魅力だと思います。

水平線上の陰謀の気になる点

水平線上の陰謀には、今回紹介した部分以外にも魅力がたくさんあります。

その一方で、気になる点があったのも事実です。

それは、犯人の計画・トリックが大雑把なところです。

いたるところに爆弾を仕掛けたようですが、正直爆発前に見つかってもおかしくないなとも思いました。

ただ名探偵コナンは、子供も見る作品です。

そのため、あえて模倣犯が出ないよう少々無茶なトリックや動機が使われているそうです。

そういった意図であれば、やむを得ない設定なのかもしれません。

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各主要キャラがかっこよく上手くまとまった映画

今回は、劇場版名探偵コナン・水平線上の陰謀の魅力について語りました。

この映画は、劇場版名探偵コナンシリーズの中でも意外なキャラが活躍する異色の作品だと思います。

一風変わったコナンの世界を楽しみたい人は、これを機会に見てみてください。


ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

★shogo★

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