公開3日で30億突破!歴代最速興行収入の秘密
こんにちは 小後舞真です。
先日、公開された劇場版名探偵コナン【黒鉄の魚影(サブマリン)】
ものすごい勢いで、興行収入を伸ばしているそうです。
なぜそんなに伸びているのか、実際に映画を見て確かめてきました。
そこで今回は、劇場版名探偵コナン・黒鉄の魚影の魅力について語ります。
※あくまで一個人の感想です。
劇場版名探偵コナン・黒鉄の魚影の概要とあらすじ
早速、黒鉄の魚影の魅力を語っていきたいところです。
しかし人によっては、今回の映画がどういったものか分からない場合もあるでしょう。
そこでまずは、黒鉄の魚影の概要とあらすじについてざっくりと解説します。
黒鉄の魚影の概要
劇場版名探偵コナン『黒鉄の魚影』公式サイト https://theater.toho.co.jp/toho_theaterlist/conan-movie2023.html
タイトル:劇場版名探偵コナン・黒鉄の魚影(サブマリン)
公開日:2023年4月14日
上映時間109分
興行収入:100億円
主題歌歌手:スピッツ
黒鉄の魚影は、映画名探偵コナンシリーズの26作品目になります。
昨年、公開された「ハロウィンの花嫁」は、歴代最高の興行収入97億円となりました。
今回の映画は、公開開始から1週間がたちますが3日目で既に30億円を突破したそうです。
これは、歴代コナン映画の最大ヒットスタートだと言われています。
また2023年5月には、興行収入100億円を突破しました。
まだまだ公開期間中ですので、今後どうなるか分かりません
劇場版名探偵コナンの興行収入の記録を更新したよ
黒鉄の魚影のあらすじ
組織の薬「APTX4869」で体が幼児化した江戸川コナンこと高校生探偵の工藤新一。
今回は、鈴木財閥の令嬢である園子の計らいでホエールウォッチングにやってきました。
その途中でコナンは、白鳥警部と黒田管理官が怪しい動きをしているのを発見。
こっそりついていくと、海洋施設「パシフィック・ブイ」につきます。
ここでは、様々なエンジニアたちが世界中の防犯カメラを操作できるシステムを開発していました。
エンジニアの一人である直美アルジェントは、老若認証システムの開発に成功。
老若認証システムは、子供の頃の写真や老人になってからの画像を照らし合わせて個人を特定できる機能です。
これを狙った黒の組織が、施設内に侵入し直美アルジェントを拉致してしまいます。
直美が持っていたUSBから、灰原哀と薬の開発者シェリーが同一人物とばれ灰原も誘拐されます。
そこでコナンは、灰原と直美を救出するべく黒の組織に挑むサスペンスストーリー。
コナン史上最も、原作に関わる要素が多いかもしれません。
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劇場版名探偵コナン・黒鉄の魚影の魅力5選
劇場版名探偵コナン・黒鉄の魚影の概要とあらすじについては以上です。
さてそこを踏まえて、ここかたはこの作品のも力について語ります。
それでは、下記の黒鉄の魚影の魅力5選をご覧ください。
※一部ネタバレを含みます。
魅力①黒の組織との対決
今回の黒鉄の魚影の魅力は、何と言っても黒の組織の対決です。
何としてでも、灰原=シェリーと確信したい黒の組織。
自分の正体もバレるリスクもアリながらも、灰原と直美を救出したいコナン。
双方の緊迫した空気が、最初から最後まで続きます。
救出劇と同時に、パシフィック・ブイにいる組織のスパイであるピンガを追い詰めるところも見所です。
もしも声優マニアな方であれば、誰がスパイかすぐわかるかもしれません。
組織の潜水艦が現れた時、今回のタイトルは潜水艦とホエールウォッチングにかけているんだなと思いました。
また、過去に合った劇場版に登場した黒の組織との話ともつながりがあります。
劇場版登場の組織のメンバーの最後は皆決まっているのかもしれません
過去作を知ってるとより楽しめるかも
魅力②各キャラに見せ場あり
黒鉄の魚影は、各キャラにちょうどよく見せ場を作っている部分もポイントが高いです。
名探偵コナンは、アニメも映画も長年続いています。
そのため、年々主要キャラクターが増え映画で出番が少なくなってしまうキャラも珍しくありません。
しかし今回は、メインのコナン・灰原以外にも活躍部分が多かったと思います。
蘭のアクションや小五郎(コナン)の推理シーンもあり最近の映画では、出番が少ないと思っていたので嬉しかったです。
個人的に今回MVPだと思ったのは、キールとベルモット。
特にキールは、組織に潜入したCIA諜報員でもあり灰原たちの脱出に大きく貢献しています。
またベルモットは義理堅い部分があるようで、だから彼女のファンが多いんだろうなと思いました。
ちょっとドジなウォッカが敵ながらクスっと笑えます
よく考えれば組織にコナンの味方…結構多いよね
魅力③灰原とコナン・阿笠博士の絆
また今回は、阿笠博士と灰原の絆も魅力です。
普段映画では、コナンをサポートするメカの伏線やダジャレクイズのみの役割が多い博士。
今回コナンと必死に灰原を追ったり、連れ去られて泣く博士のシーンがあり心に刺さります。
灰原も回想シーンで、博士やコナンとの思い出を振り返りとても印象的でした。
また人工呼吸のシーンは、過去映画の「14番目のターゲット」を想い浮かべた人も多いでしょう。
ラストに蘭へ唇を返す部分は、想定外で驚きましたが……。
ここから何となくですが灰原は、コナンもとい新一に片思いしていると推測した人は多いのではないでしょうか。
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魅力④最初から最後までうまい伏線回収
今回の映画は、ラブコメ要素よりもシリアスなシーンが多いです。
そのためか黒鉄の魚影は、ストーリーの伏線回収が上手いとも思いました。
パシフィック・ブイに潜入したピンガの正体が分かるまでの伏線。
ベルモットの行動の意図など、最初から最後まで見る事でハッとさせられる部分が多かったです。
冒頭のおばあさんにブローチを渡すシーンが、こんなに重要とは思いませんでした。
単にホエールウォッチングに、行くきっかけに過ぎないと思っていたので。
また、明確な伏線回収になっていない部分もあり今後、原作に繋がるのではと既に考察されています。
実際に上記で言ったように、過去作の劇場版ともつながりがありこれも伏線の一つと言えるでしょう。
コナン映画常連の方にとっては、当たり前かもしれません。
しかし初心者の方は、是非エンディング後のⅭパートまで見る事をおすすめします。
魅力⑤イントロの音楽・解説にも注目
名探偵コナンの映画は、内容だけでなく冒頭で流れるイントロ音楽・解説にも注目してみてください。
コナンの冒頭では、メインテーマの「キミがいれば」が必ずメインストーリーとキャラ紹介が入ります。
これによって、初心者でも名探偵コナンの世界に入りやすいです。
またキミがいればは、映画ごとに曲がアレンジされています。
今年のアレンジは、聞いていると間奏部分か深海に沈んでいくような印象で映画にマッチしていました。
更に名探偵コナンのロゴは、毎年江戸川コナンのシルエットだけです。
しかし今年は、コナンだけでなく灰原のシルエットもありそういったアレンジが印象的でした。
劇場版名探偵コナン・黒鉄の魚影の気になる点
劇場版名探偵コナン・黒鉄の魚影の魅力については以上です。
ただ非常に魅力的だった黒鉄の魚影ですが、いくつか気になる点もありました。
そこでここかっらは、黒鉄の魚影の気になる点について語ります。
※こちらもあくまで個人の感想・一部ネタバレ有りですのでご注意ください。
警察関係者の出番が少ない
黒鉄の魚影では、ちょっと警察関係者の出番が少ないなと思いました。
今回は、灰原救出と組織との対決がメインなので仕方ないのかもしれません。
しかし予告に出ていたりグッズもあったので、もう少し赤井さん以外のFBIメンバーの活躍が見たかったです。
勝手に黒の組織と、FBIの攻防戦があるかもと推測していたので。
ちなみに、安室さんも出番少なめに感じました。
強いて言うのであれば、安室透でなく降谷零でもなくバーボンとしての出番は多かったです。
シリアスな展開だからか園子や少年探偵団の出番も少ないです
高木刑事や佐藤刑事もハロウィンの花嫁と比べたら出番ないかな
ゲスト声優の声とキャラの見た目が合っていない
今回のゲスト声優さんは、俳優の沢村一樹さんでした。
沢村さんの声優としての演技は、個人的に申し分ないと思います。
ただどことなく、キャラの見た目と声が合っていないと感じました。
沢村さんが演じたのは、パシフィック・ブイのリーダー牧野さん。
見た目は、年配男性に見えましたがそれに対して沢村さんの声が若く聞こえて違和感でした。
さっきも言ったように演技自体は、問題ないのでいつか違うキャラでの演技を見てみたいですね。
本編に繋がる要素も!今年是非見てほしい映画の一つ!
今回は、劇場版名探偵コナン・黒鉄の魚影の魅力について解説しました。
今作は、アクションや推理シーンなどコナンのメイン要素が満載です。
これが、少しでも劇場に足を運ぶきっかけや過去のコナン映画を見るきっかけになれば幸いです。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
★shogo★