大どんでん返し!名探偵コナンのテレビSP
こんにちは 小後舞真です。
毎年4月に公開している劇場版名探偵コナン。
映画もいいですが、テレビSPのストーリーの伏線回収がが秀逸なのをご存じでしょうか?
そこで今回は、伏線回収が上手いと思う名探偵コナンのテレビSPをご紹介します。
伏線回収が上手い名探偵コナンテレビSP4選
今回ご紹介しきれなかったストーリーにも、意外な展開はあります。
一部ネタバレを含みますのでご注意ください。
またここでご紹介するストーリーは、あくまで個人の主観です。
そこを踏まえた腕で、下記の伏線回収が上手い名探偵コナンのテレビSP4選をご覧ください。
テレビSP④ピアノソナタ『月光』殺人事件
放送日:1996年4月8日
まずご紹介したいのが、ピアノソナタ『月光』殺人事件です。
離島を舞台に起こった殺人事件に潜む犯人の心理は、最初は気づかなかったものの謎が解けていくうちに納得できました。
このストーリーの伏線には、12年前になくなった人物が実は生きているのではと思わせておいて、実は家族が犯人でしたと言うよくあるパターンです。
しかしそこで、物語は終わりではありません。
その犯人が、実は異性として島で活動していたり最後に火が燃える中、ピアノでコナンへのメッセージを残すなど目を離せないシーンがたくさんあります。
しかもこの犯人が自殺したことで、その後のコナンの中に犯人でも死なせないというポリシーが生まれました。
ピアノソナタ『月光』殺人事件は、名探偵コナン初のテレビSPでした
2021年には一部新キャストでリメイクされたよ
テレビSP③揺れる警視庁1200万人の人質
放送日:2003年1月6日
次にご紹介したいのが、揺れる警視庁1200万人の人質です。
このお話は、高木刑事と佐藤刑事の恋模様が、一歩進展するきっかけとなったストーリーです。
この物語には、警察学校時代に安室さんと同期だった松田と萩原の現役警察官になった描写が描か冒頭にあります。
初期放送時は、ただ単に佐藤刑事の過去が分かり高木刑事との仲が進展するための補助線かと思いました。
しかし2022年には、10年以上の時を超えて安室さんの過去のつながりが分かり映画の主要キャラになるとは、思えなかった人が多いでしょう。
ある意味名探偵コナンの中でも、大きな伏線と言えそうです。
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テレビSP②二十年目の殺意シンフォニー号連続殺人事件
放送日:2000年1月3日
名探偵コナンのスペシャルには、原作にあってもおかしくないとも言えるアニメオリジナル作品が多数あります。
中でも二十年目の殺意シンフォニー号連続殺人事件は、群を抜いて面白いです。
このストーリでは、豪華客船に乗った人物のほとんどが一見無関係化と思いきや叶才三という強盗団のリーダーと深くかかわった人物ばかり。
ラストには、なぜこのメンバーが新聞の記事一つで集められたのか明らかになるところが、この物語を見て一番すっきりする部分だと思いました。
トリックが分かれば単純な仕掛けですが、単純だからこそ老若男女楽しめるようになっています。
またコナンと平次のコンビが好きな人には、特におすすめしたいエピソードです。
名探偵コナン公式YouTubeでも公開されており、再生回数が1,200回を超えています
ファンの間では映画版になってもおかしくないクオリティーだって言われているよ
テレビSP①黒の組織と真っ向勝負満月の夜の二元ミステリー
放送日:2004年1月5日
個人的に一番伏線回収に驚いて、なおかつストーリーも面白かったと思う名探偵コナンのテレビSPは、黒の組織と真っ向勝負満月の夜の二元ミステリーです。
ちょっとタイトルが長いですね(笑)
このストーリーの見どころは、作中出てくる人物の中で誰にベルモットが変装していたかだと思います。
恐らく私を含む多くの視聴者が、ジョディ先生がベルモットの変装だと思いミスリードされたのではないでしょうか。
また過去のニューヨーク事件以来ベルモットが、蘭と新一に対して何か思いがあるからこそ蘭を撃てなかったと思うと、やはりベルモットはコナンの味方説を思い浮かべてしまいます。
このあたりからベルモットを好きになった人が多いかもしれません
変装したベルモットに言う新一の名言も必見だよ
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番外編:赤と黒のクラッシュ~緋色の帰還
テレビSPではありませんが、名探偵コナンの秀逸な伏線回収において赤と黒のクラッシュ~緋色の帰還までのエピソードは、見逃せません。
この赤と黒のクラッシュシリーズから緋色シリーズ完結の見どころは、死んだと見せかけて赤井さんがどうやって黒の組織を騙し復活したかがポイントです。
赤井さんが復活するまでは、本当に死んでいる説や変装で身を隠しているなど色々考察されました。
もちろん赤井さんの復活後最初の登場シーンもかっこいいです。
しかし個人的には、この復活劇を赤と黒のクラッシュの赤井さん死亡偽装からコナンが、既に企てていたことに驚きました。
赤井さんのセリフで言うと「まさか…ここまでとはな」です。
しかもこの死亡から復活まで、結構年単位で期間が開いています
作者である青山さんは早くネタバラししたかったんじゃないかな?
その他名探偵コナンの魅力
名探偵コナンは、上記以外にも何本かテレビSPを放送しています。
これだけの回数テレビSPを放送すると言う事は、伏線回収が上手い以外にも魅力があると言えます。
そこでここからは、個人的に思う名探偵コナンの魅力について語ります。
意外性のあるトリック
名探偵コナンの魅力は、事件の謎を解くための意外なトリックにあります。
時には「本当にそれ出来るの?」と思うトリックもありますが、少し無理のあるトリックだからこそ模倣犯が出ないのかなと思います。
コナンのとトリックのアイディアは編集部の一室でアイディアを出したり
実験をしてから作品に載せているそうです
行き当たりばったりに考えたトリックじゃないんだね
キャラそれぞれの恋愛模様
また名探偵コナンは、各キャラクターたちの恋愛模様も魅力として欠かせません。
主人公である新一と蘭との関係だけでなくコナンには、様々な公式カップルが存在します。
自分の推しカップルの進展を見守るのも、コナンの楽しみ方でしょう。
中でも2022年の映画「ハロウィンの花嫁」は、そいった恋愛模様も見逃せません。
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阿笠博士の発明品
名探偵コナンの魅力には、阿笠博士の発明品も欠かせません。
小さくなったコナンもとい工藤新一が、事件を解決し毛利小五郎が名探偵になったのは紛れもなく阿笠博士の功績です。
特に映画での発明品の活躍は、目を見張る物がありますね。
名探偵コナンは映画もいいけどテレビSPもおすすめ
名探偵コナンは、原作・通常アニメそして映画も面白いです。
しかし、それと同じくらいテレビスペシャルもおすすめです。
初見では、分からなかった伏線もあると思いますが何度か見直すことで気づけるものもあります。
是非、これを機会に名探偵コナンテレビSPを見直してみてください。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
★shogo★