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二次創作は簡単？そう思われる理由
こんにちは 小後舞真です。
漫画を描く人に中には、二次創作を得意とする人も多いでしょう。
アニメや漫画大国と言われている日本では、日々様々な作品の二次創作漫画が生まれています。
しかしここで疑問に思うのが、なぜ二次創作漫画に比べてオリジナル漫画を作るのが難しいと感じるのでしょうか？
そこで今回は、二次創作漫画が作りやすい理由4選を語ります。
二次創作が作りやすい理由4選
二次創作漫画は、今や子供から大人まで楽しめる文化になりつつあります。
中には、個人やイラスト投稿サイトに漫画を載せている人もいます。
そんな人気の二次創作漫画には、作者が描きやすかったり読者が読みたくなる要素が満載です。
その理由を知るため、下記の二次創作漫画が描きやすい理由4選をご覧ください。
理由①デザイン・設定がそろっている
二次創作漫画が描きやすい理由は、やはりキャラの設定やデザインが既に決まっているからです。
大抵絵が描ける人が漫画を描こうとして挫折する原因は、オリジナルのキャラやストーリーが作れないからです。
その点二次創作は、既存のキャラと設定を使うため物語が作りやすいのです。
イメージとしては、本格的な材料を集めて作るカレーよりもレトルトのほうが簡単なのと似ています。
逆にオリジナルで漫画を描くのが好きな人は、本格的な料理がしたい人と似た心理かもしれません。
難しかったり大変な部分を省けるのが二次創作の良いところです
オリジナルが好きな人は二次創作は物足りないのかも…
理由②読者も把握済み
漫画を描く人の中には、多くの読者に読んで欲しいと思う人もいるでしょう。
そんな時二次創作であれば、読者に読まれる可能性がオリジナルよりも高いです。
なぜなら二次創作漫画のキャラや設定は、多くの読者が把握済みだからです。
逆を言うとオリジナル漫画は、キャラや世界観が知られていないため読まれるまで時間がかかります。
なのでオリジナル漫画も二次創作漫画も読んでもらうには、まず知ってもらう工夫が必要なのかもしれません。
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理由③原作にない展開を楽しむ
二次創作漫画が作りやすいのは、原作にない展開を楽しめる部分にあるのかもしれません。
例えば、原作を読んで結ばれなかったカップルやこのキャラが生きていれば…と思ったことはありませんか？
二次創作漫画では、原作に描かれてない展開が楽しめるのも魅力です。
これは漫画を描く作家側だけでなく、読者によっては「こういう展開を望んでた」という希望や欲求を満たしてくれます。
アンソロジーや二次創作漫画を描かれるのは原作が人気な証拠です
二次創作は原作では満たされない欲求が満たされるのかも
理由④同人文化の増加
二次創作漫画が作りやすいのは、日本の同人文化の増加も影響があると思います。
特に年二回にわたって行われているコミックマーケットの来場者は、年々増加しています。
このイベントは、同人作家だけでなく原作のファンや原作者本人も楽しんでいることも。
今や大きなコンテンツとなった二次創作の同人誌は、需要がある仕事の一種と言えるでしょう。
最近では、お絵かきソフトと印刷会社の連携が充実しており年々同人誌が作りやすくなっています。
二次創作漫画のデメリット・注意点
二次創作漫画が作りやすい理由については、以上です。
ただ作りやすい二次創作漫画ですが、いくつかデメリットと注意点があります。
それを知らないと、後からトラブルに巻き込まれるかもしれません。
そこでここからは、二次創作漫画のデメリットと注意点について語ります。
オリジナル作品をリスペクトする
二次創作漫画を作るにあたって、原作をリスペクトする事は欠かせません。
二次創作漫画は、あくまで原作ありきの作品です。
なので原作を侮辱する作品は、原作者やファンを傷つける行為になりかねません。
場合によっては、炎上の原因になりかねないのでご注意ください。
二次創作漫画は基本あくまでファン活動です
場合によっては侮辱罪になるかも…
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著作権の注意
二次創作漫画を描いたりネットに載せるのは、個人の自由であることが多いです。
しかし同人誌として販売する場合は、著作権侵害になる恐れがあります。
なぜなら作品によっては、営利目的の同人販売を禁止にしていることがあるからです。
またあくまで同人誌は、原作側が黙認しているか同人があることを知りません。
なので二次創作同人漫画を作る時は、作っても大丈夫か公式サイトや作者のSNSを確認する事をおすすめします。
原作に愛を持って二次創作漫画作りを楽しもう
今回は、二次創作漫画が作りやすい理由について解説しました。
二次創作漫画は、あくまで原作があってのもの。
適度に原作をリスペクトしつつ、作品作りを楽しんで頂けると幸いです。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
★shogo★
