LINEスタンプ・著作権侵害にご注意を!
こんにちは 小後舞真です。
LINEスタンプを作っていて、リジェクト(描き直し)の指示が出た経験はありませんか?
リジェクトには様々な理由がありますが、中でも著作権侵害によるリジェクトが多いようです。
そこで今回は、LINEスタンプ作成で起こりうる著作権侵害について話したいと思います。
よくある著作権侵害5選
LINEスタンプを作るにあたって、避けては通れないのが著作権です。
しかしスタンプを作っていると、うっかり著作権あるいは肖像権に引っかかるものを作ってしまう事が多々あります。
そこで今回は、LINEスタンプ作成でよくある著作権侵害5選をご紹介します。
①二次創作似のデザイン
まずLINEスタンプは、二次創作似のスタンプを基本作れません。
二次創作といえば、アニメや漫画・ゲームなどの既存のキャラクターの事です。
二次創作キャラクターには、各作者や会社が著作権の持ち主です。
よって一般人である私たちは、二次創作スタンプは勝手に作れないんですね。
たまに「拾ったアニメ画像でスタンプ作ってしまいました」との声を頂きますが、ほぼ審査不合格でしょう。
そんな時は、大人しくオリジナルで描き直しましょう(笑)
どうしても二次創作で作りたい時は、依頼を受けるか自ら出版社もしくは著作権保持者に許可を求めてください。
フリー画像も同じく著作権があります
フリー画像だからと言ってどこでも使っていいわけじゃないんだね
②商業ロゴ・文字
LINEスタンプは、イラストや写真も大切ですが文字も重要です。
しかしその時、商業用のロゴ・文字に似たものは使えません。
人によっては、そんなの作らないよと思うかもしれませんが文字やロゴに関しては、特に写真でスタンプを作る人は要注意です。
例としては、撮影した写真に著作権に引っかかりそうな看板やロゴが入っている可能性があります。
そういった時は、編集や加工を行い著作権対策をしてください。
もちろん、有名人や一般人関係なく他人の写真を使ったスタンプもアウトです。
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③有名ワードの利用
LINEスタンプの販売のコツとして、流行語を取り入れるという方法があります。
しかしその言葉によっては、商標登録されておりLINEスタンプに使えません。
私もいくつか流行語を参考にスタンプを作っていますが、それは商標登録されてなかったので使えました。
もしも使用したワードが原因でリジェクトされたときは、著作元を調べてみてください。
パロディもアウトの可能性が高いです
事前に調べるって大事なんだね
④有名人の画像利用
これは知ってる人が多いと思いますが、有名人の画像を使ったスタンプも肖像権侵害に当たるので作れません。
もちろん公式スタンプで有名人のスタンプを見かけますが、それはほとんど著作権保持者がいます。
なので、勝手に個人が作ることはできません。
ちなみに有名人じゃなくても勝手に知人のスタンプを作った場合、相手が何も言わない場合は良いけれど、訴えられた場合も肖像権侵害になりかねません。
訴えるまでは行かなくても、今後良好な関係を気づけなくなることもありますのでご注意ください。
余談ですが絵画や歴史上の人物は、割と著作権侵害になりにくいです。
理由は著作権や肖像権の持ち主だった彼らが、亡くなって70年以上経っているからです。
詳しくは、文化庁が記載している著作権保護期間をご覧ください。
⑤既存スタンプの類似品
既に販売されているLINEスタンプの類似品を作った場合も、著作権侵害になりかねません。
ほかのクリエイターが作ったスタンプを見て、自分もチャレンジしたくなる気持ちも分かります。
しかし既存のスタンプは、クリエイターが著作保持者です。
参考にして作るのは良いけれど、パクリにならないように気を付けましょう。
場合によってはモラル違反にもなるでしょう
著作権だけじゃなくモラルについても知っておいてね
自作スタンプの著作権対策
これまでは、私たちが著作権を侵さないための対策について話してきました。
しかし一方で、私たちが作ったLINEスタンプが著作権を侵されることもあります、
そこでここからは、作ったスタンプが著作権侵害されないための対策について話します。
制作ガイドラインのチェック
自分のスタンプを守るには、まずLINE公式が設けている制作ガイドラインを一通り見ておきましょう。
制作ガイドラインには、スタンプを作る上での著作権対策が事細かに書かれています。
ちょっと読むのが面倒……という気持ちも分かります。
しかし、自分の身を守るという意味で一度目を通しておくことをお勧めします。
またリジェクトが少ないと、販売開始までの期間が短くなります。
それが、次のスタンプを作るモチベーションに繋がるでしょう。
ほとんどのリジェクト原因がガイドラインを読んでないからだそうです
ちょっと面倒でも読んどいた方が良い事ありそう
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コピーライトを設置
著作権対策には、コピーライトをれるのも大切です。
今は、スタンプ作成時に入れるのが当たり前になっていますね。
私個人的には、スタンプだけでなくスタンプの宣伝広告にもコピーライトを入れるのがより安全ではないかと思っています。
YouTube動画でも解説中
本日の解説は以上です。
文書で分かりにくかった部分は、YouTube動画でも解説していますので参考にしてみてください。
それと良ければ、チャンネル登録もお願いします。
参考になるかはわかりませんが、私が作ったスタンプも覗いてみてください。
実際に私が、LINEスタンプ作成に使っている道具はこちら!
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
★shogo★