100円でも侮れない~アナログ画材の落とし穴~
こんにちは 小後舞真です。
現代では、様々なものが100均で買えることが増えました。
漫画の画材も、例外ではありません。
しかし個人的には、100均で買える漫画の画材は、あまりおすすめできません。
そこで今回は、100均で買える漫画の画材がおすすめできない理由を語ります。
主に100均で買える漫画の画材
早速、100均で買える漫画の画材がおすすめできない理由を語りたいところです。
しかしその前に、100均で買える漫画の画材がどんなものなのかご存じですか?
主によく売られているのは、原稿用紙とスクリーントーンです。
普通の画材屋さんよりも、安く手に入れられるようになりました。
これによって、漫画画材に触れる機会が増えたかもしれません。
年々漫画の画材を売ってるお店は減減っています
ネットならお店で買うよりも見つけやすいかも
漫画制作に100均画材がおすすめできない理由4選
100均で買える漫画の画材は、種類が少ないものの緊急時には便利です。
しかしその一方で、100均商品だからこその問題点があるようです。
そこで今回は、実際使ってみて思う100均で買える漫画の画材がおすすめできない理由4選を語ります。
理由①サイズが小さい
100均で買える漫画画材がおすすめできないのは、サイズが小さいからです。
サイズと言うのは、原稿用紙とスクリーントーンの事です。
100均の原稿用紙は、A4サイズが最大でスクリーントーンも1枚が原稿用紙の四分の一しかありません。
それは、100円の値段で売るための手段です。
たくさん漫画を描いたり、複数のページを描きたい人には物足りないでしょう。
商業漫画の原稿サイズはB4が主流です
100円で買えるのはサイズが小さいからなんだね
理由②材質がイマイチ
実際に100均の漫画画材を使ってみると、材質がイマイチな気がしました。
原稿用紙が薄すぎる
トーンの粘着が弱いOR強すぎる
原稿が薄いと、消しゴムかけでしわがついたり破れやすいです。
トーンは、適度な粘着量じゃないと取り外しや調整がしにくいでしょう。
どちらにせよ、原稿を傷つけたり汚す原因になりかねません。
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理由③商業用投稿に使いにくい
100均の漫画画材は、商業用漫画投稿に使いにくいのも欠点です。
特に原稿用紙は、さっき言ったように大きくてもA4。
しかしアナログ原稿投稿の場合、B4サイズが規定になっている雑誌が多いです。
なので100均の原稿用紙では、見てもらえても賞に入る可能性が低いでしょう。
投稿規定は雑誌によって若干異なります
規定無視しても見てもらえるけど
次回からは注意されるかもね…
理由④意外とコストがかかる
100均の画材は、安いことが魅力です。
しかし定期的に使い続けると、意外とコストがかかるかもしれません。
なぜならトーンのサイズが小さかったり、1つに入っている原稿の枚数が少ないからです。
これによって、買い替える頻度が増えてコストがかさむ結果になります。
長期に漫画を人ほど、コストがかかるでしょう。
そこを考えると使い方によっては、デジタル作画のほうが安く済むことがあります。
100均画材がおすすめ出来る人
100均の漫画画材がおすすめできない理由については、以上です。
しかし中には、100均の漫画画材がおすすめできる人がいるのも事実。
それが誰かと言うと、漫画を描き始めた初心者や子供たちです。
こういった人たちは、まだ漫画画材に触れる機会が少ない事が多いです。
そんな時100均の漫画画材は、誰でも手出ししやすいので未来の作家候補が生まれるかもしれません。
余談ですが最近は、漫画雑誌の付録に【漫画家なりきりセット】がつくことも増えました。
こういったものと合わせて使うと、割と本格的に漫画が描けるかもしれません。
特にちゃおの漫画家セットが人気です
最近の雑誌付録ってすごっ!
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画材は自分に合ったものを選ぼう
今回は、100均の漫画画材がおすすめできない理由について語りました。
最近は、漫画もデジタル作画が主流になっています。
なのでアナログ画材の需要は、少なくなるかもしれません。
しかし100均の漫画画材があることで、まだ完全に廃れる事はないでしょう。
漫画は、デジタルだから上手くできるとかアナログだから大変とは限りません。
これを機会に、自分に合った画材を見つけ楽しく漫画を描いていただけると幸いです。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
★shogo★