ストーリーが作れず7割が挫折?漫画家になれない原因1位
こんにちは 小後舞真です。
今や人気職業の一つとなった漫画家。
しかし中には、途中で挫折する人も少なくありません。
挫折の原因は、人によって異なるものの特に多いのがストーリーが作れないこと言った声です。
そこで今回は、初心者がストーリー作りで挫折する原因5選をお届けします。
初心者が漫画のストーリーを作れない原因5選
意外かもしれませんが、漫画に限らず基本ストーリーはある程度パターンが決まっています。
映画も小説もそのパターンの筋に沿ったうえで、自分のアレンジやオリジナル要素を付け加えてできています。
なので現在のほとんどの物語が、何かのオマージュであると言えるでしょう。
そのパターンを学んだ上で、ストーリーを考えると漫画が作りやすくなると思います。
しかしそのパターンを分かっていても、つまずくことも多々あります。
そこでここからは、ストーリーが作れないよくある原因5選について語ります。
原因①世界観が壮大すぎる
初心者が漫画のストーリー作りに失敗する主な要因として、世界観が壮大すぎる事が考えられます。
ストーリーには、もちろん世界観や設定は重要です。
しかし序盤から設定が壮大すぎると、読者にほとんど伝わらず読んでもらえない可能性があります。
また最初から壮大な世界観を作ると、序盤で説明が多くなりがち。
冒頭で説明が多い漫画は、読んでもらえなくなる原因になりかねません。
読んでもらえないことで、モチベーションが下がり完結できない事がよくあります。
最初は、世界観よりも主人公が誰でこれから何が起こるのかを優先して描くことをおすすめします。
世界観の表現は連載を重ねる事でも伝えられます
世界観を考えて盛り上がっちゃう気持ちも分かるんだけどね…
原因②登場人物が多すぎる
漫画のストーリーが作れない時、登場人物が多すぎると言ったことも原因としてよくあります。
これは、壮大すぎる世界観と同じくらい多いストーリーが作れない原因かもしれません。
このタイプの人は、キャラクターを作るのが得意だったり好きな場合が多いでしょう。
しかしその分、キャラクターが活躍できる部分が無くなるケースが多いです。
なぜなら、キャラが多いので全ての人物にスポットが当てられないからでしょう。
さらにキャラに伏線を貼ったまま、未完に終わることも珍しくありません。
どうしても登場人物を増やしたい場合は、商業同人問わず連載することをおすすめします。
読み切りの場合は、登場人物を2~3人までにとどめておくのがベストです。
原因③台詞で説明しすぎ
ストーリーが作れない要因の中には、台詞で説明しすぎと言う事もあります。
漫画作りに慣れていないと、うまく絵で表現できない事も多いでしょう。
そんな時、ついつい台詞で説明したくなると思います。
しかし漫画は、小説やラノベではありません。
なるべく絵で表現した方が、読者に伝わりやすくクオリティが高く見えることがあります。
台詞は、どうしても絵で表現できない時に使うくらいがちょうどいいのかもしれません。
たとえ絵が下手でも台詞に頼るよりもちゃんと読まれたりします
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原因④主人公が目立たない
ストーリーが作れない原因として、主人公が目立たない事も考えられます。
見た目が地味
主人公の目的が曖昧
キャラよりも世界観重視
脇役のほうが目立つ
主人公は、漫画作品の柱です。
この主人公に魅力がなかったり、目的が明確でないと物語が不安定になります。
場合によっては、思ったような結末を迎えなかったり完結できない原因になりかねません。
またよくあるのが、主人公よりも脇役のほうが描くのが楽しくなってしまう事です。
こうなると、主人公が交代してしまい結局何が描きたかった分からなくなってしまう事もあるでしょう。
主人公より脇役を描くのが楽しくなるって結構あるあるだよね
原因⑤プロット・ネーム構成が不十分
漫画を描く場合、原稿を描く前のプロット・ネーム作業が欠かせません。
しかしストーリーが作れない人は、プロット・ネーム構成が不十分になっていることが多いです。
プロット⇒登場人物・物語の展開などを文章に書く作業
ネーム⇒プロットを元に台詞やコマ割りを決めていく作業
この二つが不十分だと、面白くない漫画ができてしまう要因になりかねません。
どんなに絵が上手くても、話が面白くないと漫画の読者はつきにくいです。
どちらかというと、イラストのファンがつくと言えるでしょう。
ストーリー作りの上達方法
初心者が漫画のストーリが作れないよくある原因については、以上です。
しかしストーリー構成は、繰り返し作ることで上達します。
そこでここからは、私が思うストーリー構成の上達方法について解説します。
ストーリーのパターンを分析する
冒頭でも少しいましたが、漫画に限らずストーリーと言うのはパターンがあります。
なので漫画の物語作りを上達させるには、ストーリーのパターンを分析するのが重要です。
一見、難しそうに聞こえるかもしれませんがそんな事はありません。
自分が好きだったり描けそうなジャンルの作品を何作品も見ていくことで、系統が分かってくると思います。
そこにほんの少しオリジナル要素を付け加えたり、別ジャンルのものをアレンジすると良いでしょう。
逆に完全オリジナルでストーリーを作るのは難しいです
最初は真似でいいからストーリー作りのコツを掴もう
誰かに見せる
漫画のストーリー作りを最短で上達させるには、誰かに作品を見せるのが一番です。
なぜなら、自分の作品の意図がどこまで伝わっているか分かるからです。
最初は抵抗があるかもしれませんが、漫画は読まれてこそその価値が明確になると思います。
最近は、SNSやWEB投稿先が増えてきたので気軽に見てもらえるところが増えました。
本気で漫画を描きたい人は、雑誌編集者の方に見てもらうのがおすすめです。
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何度も挑戦する
最後は、何度もストーリー作りに挑戦することが上達のコツだと思います。
漫画に限らず物語作りは、繰り返すことで上達します。
最初は思うように描けないかもしれませんが、自分の得意ジャンルが分かってくると上達するはずです。
逆に流行っているからという理由だけで苦手ジャンルを描くとしんどいです
まだ自分の得意ジャンルが分からない人はトライ&エラーで色んな作品を描いてみてね
ポイントを押さえて楽しい漫画のストーリーを生み出そう!
今回は、漫画初心者がストーリーが上手く作れない原因について語りました。
ただ今回の話は、私自身の体験談も含まれていて結構耳が痛いです。
なので良ければ、反面教師にしていただけると幸いです。
是非、ポイントを押さえた上で漫画のストーリー作りを楽しんでください。
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ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
★shogo★