【絵描きの進路】イラストレーターと漫画家の違い

似てるようで全く違う!イラストと漫画の世界

こんにちは 小後舞真です。

子供の頃から絵を描いていると、褒められた時「漫画家になれるよ」と、言われた事ありませんか?

何故か絵を描かない人にとっては、絵が描ける=漫画が描けると思われがちです。

しかし実際は、一口に絵の仕事と言っても種類は様々です。

そこで今回は、絵描きの仕事の一種イラストレーターと漫画家の違いについて話したいと思います。

イラストレーターと漫画家の仕事内容の違い

イラストレーターと漫画家の仕事は、一見似ていると思われがちです。

ところが実際、どちらかの仕事をやってみると結構違います。

そこでまずは、両方の仕事をやった事がある私が思うイラストレーターと漫画家の仕事の違いについて話します。

イラストレーターの仕事

まずイラストレーターの仕事は、主に一枚絵の依頼が多いです。

複数の依頼がまとめて来ることもありますが、キャラクターや背景・風景など絵の種類自体が多いです。

またイラストレーターの絵は、使い道が多いのも特徴です。

イラストレーターの主な仕事例
  • 広告や小説の挿絵
  • ゲームのキャラクターデザイン
  • SNSなどのアイコン作成

個人的にイラストレーターの仕事は、クライアントが望む絵を描くのが仕事です。

しかし一般的に絵描きと言うのは、好きな絵を自由に描いて売ると言う事をイメージしてる人が多いです。

残念ながらそういった仕事は、イラストレーターではなく画家に近いでしょう。

shogo
shogo

頼まれた通りに絵を描くのが好きな人におすすめです

直緒
直緒

案外自分が好きなように描けないんだね

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漫画家の仕事

一方漫画家は、当たり前ですが漫画を描くのが仕事です。

更にオリジナル・二次創作問わず漫画は、基本ストーリーが必要です。

なので漫画家は、絵が描ける以外にもストーリーを作る力・場面やコマ割りの構成能力が必要です。

また漫画は、複数枚描くことが多いので場合によってはイラストレーターよりも作業量が多いかもしれません。

もっと簡潔に言うと、絵の上手さより漫画としての面白さが要求されると思います。

漫画家の主な仕事例
  • 商業誌への掲載
  • 同人誌の販売
  • WEB連載・漫画動画
  • 説明・解説漫画

漫画家は、別途で原作者がいることもあります。

しかし基本は、自分で作ったものを気に入ってくれた人が買ってくれるのを待つことが多いでしょう。

この待ってる時間がつらい時もありますが、買ってもらえた時の喜びは格別です。

イラストレーターと漫画家の雇用形態

イラストレーターと漫画家の違いは、雇用形態にもあります。

そこで次は、イラストレーターと漫画家の雇用形態の違いについて解説したいと思います。

イラストレーターの雇用形態

イラストレーターの雇用形態は、主に二種類あります。

それは、会社専属のイラストレーターかフリーランスのイラストレーターです。

会社専属だと、会社が求める絵を描きチームで仕事をする事が多いでしょう。

場合によっては、一つのプロジェクトの役員になったりすることもあります。

shogo
shogo

実際他の会社と変わらないこともあるかもしれません

一方のフリーランスは、全ての仕事を基本一人でこなします。

最近は、会社員よりもフリーランスのイラストレーターが増えた気がします。

その理由は、ココナラやクラウドワークスなどクラウドサービスが増えたのが大きな要因かと思います。

こういったサービスはデメリットもありますが、個人のイラストレーターには助かる要素が多いです。

デメリットは、最初の単価が安いのとクライアントととの打ち合わせのトラブルです。

そこの対策は、場数を踏んで交渉術を身に付けるしかないでしょう。

直緒
直緒

フリーランスは仕事の自由度が広がるよ

漫画家の雇用形態

一方漫画家の雇用形態は、基本フリーランスが多いです。

編集や企業から稀にオファーがありますが、自分の漫画が認めてもらうために投稿や持ち込みが必要です。

連載が始まると、一定期間決まった仕事を繰り返すことになるでしょう。

場合によっては、アシスタントを雇って仕事をします。

これは、漫画の締め切りに間に合わせるためです。

しかし連載が終わると、新人もベテランもまた一から投稿や持ち込みが始まります。

例外としてそこそこ知名度があれば、小説などの漫画化のオファーが来るかもしれません。

こういうところは、漫画のシビアな所だなと思います。

ただ最近は、漫画もクラウドサービスで仕事がもらえたりします。

基本在宅ワークなので、自由度が高い事はメリットかもしれません。

また、原稿料は作家さんによって違うようです。

このように漫画家は、単に漫画を描くだけではありません。

アシスタントを雇う事業主。

自分の漫画を売り込む営業力の三つの力が必要なのかもしれません。

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イラストレーターと漫画家の収益

イラストレーターと漫画家は、状況によって収益が若干異なるようにも感じました。

またイラストレーターと漫画家、どちらを目指すにせよ収益は気になるところでしょう。

そこでここからは、イラストレーターと漫画家の収益の違いについて見てみましょう。

イラストレーターの収益

イラストレーターの収益は、主に一枚のイラストがいくらかで決まります。

なので有名だったり人気があるイラストレーターのほうが、高額になりやすいです。

またデザインしたグッズなどがヒットすると、その収益が入ります。

こうして考えると、収益が不安定かもしれません。

一方で企業に勤めるイラストレーターの場合、給料として支払われるため毎月の収入が安定するでしょう。

漫画家の収益

一方の漫画家は、原稿1枚の単価×枚数で収益が決まります。

しかし新人のうちは、平均1枚5,000円~10,000円です。

なので原稿料だけで生活するのは、少し厳しいかもしれません。.

ただし漫画は、コミックスが出せると印税が入る仕組みがあります。

更にアニメ化すると、更に収入が増えます。

shogo
shogo

直ぐには儲かりませんが、当たればすごいのが漫画の特徴です

直緒
直緒

しんどいことも多いけど、夢があるね。

イラストレーターと漫画家の共通点

これまでイラストレーターと漫画家の違いについて話してきましたが、共通点もあります。

それは、どちらも同じような道具を使うことがあるです。

最近は、イラストも漫画もデジタル作画が主流になりつつあります。

そこで使われるお絵描きソフトには、イラストと漫画どちらも描けるものが増えました。

そのためイラストレーターとして活動していた人が、漫画も描き始めたり漫画家がイラスト集を作ることも珍しくありません。

shogo
shogo

プロアマ問わずデジタル作画は楽しめます

直緒
直緒

iPadの普及も手軽に描けるきっかけに貢献してるかも!

自分に合った職業選択を!

今回は、イラストレーターと漫画家の違いについてざっくり解説しました。

どちらも絵を描くのが仕事なので、一見似てるように思えますが全然違います。

また、ここにアニメーターなども加えると更に違いが出てくるでしょう。

これをきっかけに、各絵を仕事の違いを知って頂けたら幸いです。

動画版の解説↓↓


ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

★shogo★

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