【絵描きの進路】専門学校の主な授業内容5選

専門学校の授業ってどうなの?主な内容解説

こんにちは 小後舞真です。

最近は、漫画家になるためネットで勉強したりオンラインサロンで勉強する人も増えました。

しかし中には、漫画専門学校に通おうと思っている人もいるかもしれません。

ただ漫画専門学校の授業内容って、どんなのがあるのかご存じでしょうか?

そこで今回は、専門学校を卒業した私が思う専門学校の主な授業内容5選を解説します。

漫画専門学校の前提

早速、漫画専門学校の授業について語りたいところです。

しかしその前に専門学校あるあるというか、前提がある事をご存じでしょうか?

そこでまずは、漫画専門学校の前提について語ります。

漫画はあくまで学科の一種

今回は、漫画専門学校の授業内容について語ります。

しかし専門学校には、大抵漫画以外の学部が複数あることが多いです。

専門学校にある漫画以外の学部

イラストレーター学部

ゲーム学部

グラフィックデザイン学部

小説・脚本家学部 etc.

したがって専門学校で漫画を学ぶというのは、その専門学校の漫画学部に入るという事です。

こういった専門学校は、クリエイターを育てる学校だと言えるでしょう。

この他にもタレント・アーティストを育てる学校。

料理人を育てる学校・医療関係者や美容専門学校などもあります。

shogo
shogo

学校によっては二つの学校が一つの校舎を分けて使っていることもあります

直緒
直緒

同じ経営グループが運営してるからできるんだね

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他学部の合同授業あり

授業内容の中には、他学部との合同授業があります。

なので漫画以外の生徒や講師の先生と関わることがあるでしょう。

特に漫画学部とイラストレーター学部は、絵を描くという意味で共通で点があるので一緒に授業を受ける事が多いです。

また、学部の数と一クラス15~20人と多いので、定時制のように夜間授業がある日もありました。

漫画専門学校の主な授業5選

専門学校の前提条件については、以上です。

そこを分かった上で、漫画専門学校の主な授業5選を解説します。

学校によって、一部違う部分があるかもしれませんがご了承ください。

授業①漫画制作

漫画専門学校の授業では、当たり前ですが漫画制作の授業が行われます。

ここでは、基本的な漫画を描くための道具の使い方の説明。

実際に漫画を描くためのテクニックなどが、学べます。

時期によっては、学内で行なわれるコンテスト用の漫画を描く時間にもなっていました。

これ以外にも、自分の漫画やネームを講師の先生に見てもらう事ができます。

また、模写やトレースと言った基礎や訓練のようなことも行ないます。

基本的にメイン授業のため、やることが多く初心者から経験者まで力が入っている人が多いでしょう。

shogo
shogo

課題だけでなく自分の漫画原稿の作業時間になる事もあります

直緒
直緒

原稿だけでなくネームで見てもらえるのは嬉しいね

授業②漫画原作

漫画専門学校の授業では、漫画原作の授業もあります。

漫画原作とは、漫画のストーリーの作り方や漫画原作の仕事の仕方を学びます。

主にストーリー展開基礎の勉強や自分が作った物語の添削をしてもらえます。

ここでは、ストーリ展開パターンを覚えて自分が作った物語に当てはめる訓練もありました。

こういった授業は、小説や脚本家学部でも行なっていると思います。

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授業③背景・アシスタント

漫画家には、背景処理などを自分で行なう意外にアシスタントを雇うことがあります。

なので専門学校では、背景・アシスタントの授業もあります。

ここでは、背景の描き方やアシスタントの仕事の仕方を学びます。

講師の先生によっては、独自に検定を作りアシスタント階級制を取り入れていました。

またこれ以外にも、生徒同士で先生とアシスタント役を行なう授業もありました。

shogo
shogo

アシスタントに伝わるよう指示の仕方を覚えるのも漫画家の仕事です

直緒
直緒

漫画家とアシスタントどっちの立場も分かるようになりたいね

授業④パース

漫画を描くには、人物と背景の位置が違和感なく描けるようになる必要があります。

そのためには、パースというものを知っておくと便利です。

もちろん漫画専門学校でも、パースの授業はありました。

各パースの描き方や、それを使った背景の描き方を学びます。

ただ最近は、デジタル作画が増えてきたためパースもアナログより分かりやすくなった気がします。

もしかすると今は、アナログで教えている学校は少ないかもしれません。

shogo
shogo

おそらくこの授業が苦手な人は多いかもしれません

直緒
直緒

最近はデジタルソフトによって

パースの補助機能がついてるよ

授業⑤デッサン・クロッキー

絵を描く人の中には、デッサンやクロッキーという言葉を聞いたことがあるかもしれません。

専門学校では、もちろんデッサンやクロッキーの授業もあります。

デッサンでは、石膏像を見て描いたり資料用の小道具を見て描きます。

一方でクロッキーは、生徒同士で一定時間モデルをやって描くことがありました。

長期休み前は、プロの美術モデルさんを招いてクロッキー大会などもやっていました。

普段はデッサン人形などを見て絵を描くことが多いので、ある意味新鮮かもしれません。

漫画専門学校をおすすめしない理由

専門学校の主な授業については、以上です。

ただ個人的には、このご時世漫画専門学校に行くのはあまりおすすめできません。

そこでここからは、専門学校に行くのがおすすめできない理由について語ります。

ネット内で受講可能

最近は、YouTubeなどで絵や漫画の描き方を教えている人が増えました。

場合によっては、オンラインサロンに入って学ぶ人もいるでしょう。

この事から、ネット内で受講可能なためわざわざ学校に行かなくてもよくなりました。

つまり学校に行かなくても、無料もしくは少額で漫画の勉強ができるのです。

正直漫画専門学校の学費は、決して安くありません。

本当にこのお金を出す価値があるのかよく考えることをおすすめします。

shogo
shogo

まずは専門学校の学費の相場を知りましょう

直緒
直緒

通学時間とかも考えて寮生活する人もいるけど

更にコストがかかりそう

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モチベーションのギャップに苦しむ可能性

プロになるため専門学校に行くと、モチベーションのギャップに苦しむかもしれません。

バイトばかりで学校に来ない生徒

課題を全く出さない生徒

先生のやる気もマチマチ

全員こういった人ばかりとは限りませんが、自分もいつの間にかやる気をなくしてしまう人もいます。

なので専門学校に行くならば、プロになる以外の目的や目標をあわせて持っていくことをおすすめします。

また、一人でも信頼のおける先生を見つけられると学校に行くモチベーションが保てるでしょう。

漫画専門学校に行くなら明確な目的を持とう

今回は、漫画専門学校の主な授業内容について解説しました。

ここ数十年で、専門学校に行かなくても漫画について学べる場所が増えています。

なので専門学校に行く際は、明確な目的をもって入学する事をおすすめします。


ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

★shogo★

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