デジタル作画の落とし穴！漫画制作の注意点

こんにちは　小後舞真です。

近年漫画制作は、デジタル作業がメインになりつつあります。

デジタル作業になったことで、作業が捗ることも多いでしょう。

しかしその一方で、デジタル作業になる事で不便になった部分もあるようです。

そこで今回は、漫画制作におけるデジタル作業の不便なところ4選を語ります。

漫画制作でデジタル作業・作画の不便なところ4選

漫画に限らずデジタル化したことで、便利な部分と不便な部分があると思います。

特に漫画は、作業工程が多い場合があるためなれるまでに不便さを感じるかもしれません。

アナログとデジタル、両方やってみた経験がある私が思うデジタル作業の不便なところ4選をご覧ください。

不便①背景の合成

最近は、イラストや漫画制作湯のソフトが充実しています。

特にアナログだと描くのが大変な背景も、ワンクリックで作れるようになりました。

しかしその分、人物の絵と背景の合成が難しい気がします。

なぜなら、背景のクオリティに人物の絵のクオリティが追い付いていない場合があるからです。

なので素材背景を使う時は、自分の絵の向上も意識した方がよさそうです。

shogo

背景と人物が合ってないとかえって下手に見えます

直緒

背景合成で楽できるわけじゃないんだね

不便②レイヤーの扱い方

デジタルで作る漫画は、イラストと同じくレイヤーが必要です。

一見白黒世界の漫画ですが、カラーイラストよりもレイヤーの扱い方が難しいかもしれません。

なぜなら白黒なので、レイヤーを間違えた時にどこに描いたものか分かりにくいです。

また、人によるものの白黒のほうがレイヤーの種類が増えることがあります。

漫画は一枚の原稿に、複数の絵を描くことが多いです。

なので、レイヤーが多くなりがちなのかもしれません。

不便③機械のトラブル

漫画をデジタルで描くと、機械のトラブルが起きる可能性があります。

アナログであれば、手軽に紙を交換したり新しいペンやインクが買えるでしょう。

しかしこんな時デジタルは、そうも行きません。

デジタル画材が壊れると、修理に時間かかったり買い替えが高額になりがちです。

なのでプロの場合は、予備のデバイスを持っている可能性が高いでしょう。

shogo

デジタル作画は初初期投資が高いです

直緒

アプリは無料で使えるものもあるよ

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不便④全部デジタルで解決しようとする

デジタルで漫画を描く時、全ての作業をデジタル化する人もいます。

しかし人によっては、その方法が合わない場合もあります。

例えば、プロットやネームをデジタル化したらアイディアが出にくくなると言う事があるからです。

これは、小説や歌詞のアイディアを出すとき散歩中や寝る前に閃きやすいと言った現象に近いです。

理由は様々で、机に向かった時よりも、そうでない時のほうがリラックスして考えられるからだという説があります。

なので漫画も、ネタ出しやネームまでをアナログ作業。

下書きから仕上げまで、デジタル作業と言ったように分けた方が上手くいくこともあるでしょう。

漫画制作・デジタル作画のトラブル対策

漫画制作におけるデジタル作業の不便さについては、以上です。

しかしそうは言っても、たくさん便利な要素があるデジタル作画。

正しい使い方と対策さえできていれば、今の時代絵描きには欠かせない画材の一つです。

そこでここからは、デジタル作画のトラブル対策を解説します。

アナログ作業と並行

デジタル作画のトラブル対策として、アナログ作業と並行する方法があります。

アナログだと走り書きなどができるため、アイディアがまとめやすいです。

またデジタルでは再現できないペンタッチは、アナログ線画をスキャンすることで解決できるでしょう。

その後、ペタやトーン作業をデジタルで行なう作家さんもいます。

こうすることで、デバイスに何かあってもアナログで仕上げる事も可能です。

shogo

必ずしも全てデジタルで行なう必要はありません

直緒

アナログならではの魅力もあるんだね

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ＡＩを活用する

素材などの合成の時は、ＡＩを活用すると上手くいくかもしれません。

今現在において、全ての漫画作業をＡＩにさせるのは著作権問題などがあり注意が必要です。

しかし作業の一部に活用する事を考えれば、ＡＩは立派なアシスタントになってくれるでしょう。

作画以外にも、ストーリー構成のヒントが貰えるかもしれません。

デジタルとアナログ自分に合った漫画制作方法を

今回は、漫画制作におけるデジタル作業の不便なところを解説しました。

今は便利な事が多いデジタルでの漫画作業が、主流になりつつあります。

しかし便利だからと言って、閑雅を描くこと自体が簡単になるとは限りません。

あくまでデジタル作画は、画材の一つです。

自分に合った作画方法を見つけるヒントにしてください。

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

★shogo★