いつの間にか50p!漫画が長くなってしまう理由
こんにちは 小後舞真です。
漫画を描いていると、いつの間にかページ数が増えてしまった経験はありませんか?
最初は、32ページで完結するつもりだった漫画もいつの間にか50・100ページとなってしまう人もいます。
そういった人たちには、いくつか共通する原因があるようです。
そこで今回は、漫画のページが増える主な原因4選を語ります。
漫画のページが増える原因4選
漫画のページが増えてしまうのは、どんなジャンルの漫画でも起こりえます。
そこでここでは、どんなジャンルの漫画にも当てはまるものを中心に解説。
私自身が、漫画を描いてきて失敗した経験を含めて話します。
そこを踏まえた上で、漫画のページが増える原因4選をご覧ください。
原因①プロット・ネーム不足
漫画のページが増えるのは、プロットやネームが不十分であることが多いです。
プロットやネームは、漫画を描く前の準備段階。
家を作る時の設計図や、料理のレシピと言ったようなものかもしれません。
家は設計図がないと、建てられません。
料理もレシピを無視したら、失敗する可能性があります。
漫画もこれと同じで、プロットやネームがいい加減だと完結まで持って行けずページが伸びる可能性があります。
ネームの段階で漫画の全体図を掴みましょう
面倒だからってサボると後に響くかも…
原因②登場キャラが多い
1話に登場するキャラクターが多いと、ページが多くなりがちです。
台詞が増える
エピソードを盛り込み過ぎる
漫画を描く人の多くは、キャラクターの設定に懲りたくなることが多いです。
その凝った設定が、キャラクターのエピソードを掘り下げたり魅力アップに繋がります。
しかし登場キャラが多い人は、一人一人のキャラにエピソードを盛りすぎるためページが伸びています。
また登場するキャラが多いと、会話が増える事もあり無駄なセリフが原因でページ数が増える事もありました。
漫画を描く時、読み切りの登場人物は多くて3人。
連載1話分は、多くて5人くらいが描いていて適切な気がしました。
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原因③設定を凝り過ぎている
漫画のページ数が増えてしまう原因は、設定を凝り過ぎているのも考えられます。
複雑な世界観
主人公を含む各キャラの生い立ち
必殺技や能力の設定の説明が長い etc.
こういった設定を凝り過ぎてしまうと、絵よりも説明している文章が多くなる傾向。
文章が多いから描きたい絵や見せ場シーンをもって来るまで時間がかかり、ページが増えてしまいます。
凝った設定を描きたい場合話連載で少しずつ明らかにするのがベストです
全部一気に設定を紹介したい気持ちは分かるんだけどね…
原因④ページ数を決めていない
漫画のページ数が増える原因には、そもそもページ数を決めていない場合もあるでしょう。
プロットやネームの段階で、1話分何ページで終わるか決めて描いてない人は多いです。
しかしそうなると、ストーリーも行き当たりばったりな展開かつ中だるみも起きやすいです。
漫画にとっての中だるみとは、本編までの展開を遅くさせたり無意味なストーリーになりがちです。
こういったことを避けるためにも、事前にページ数は決めておきましょう。
デジタル作業であれば、お絵かきソフトを使ってページ数を管理できます。
ページを増やさないための対策
漫画のページが増える主な原因については、以上です。
そこを踏まえた上で、じゃあどうすれば短く出来るのか気になる人もいるでしょう。
その場合は、なるべく主人公のエピソードのみを描き切るようにしてみてください。
脇役や凝った設定を過去たい気持ちは、分かります。
しかし編集者や読者が一番見たいのは、主人公の成長や変化です。
主人公についてのみを描こうとすることで、ページ数を抑えつつ魅力的な漫画になるはずです。
主人公が漫画の中で目立たないと面白くありません
まずは主人公のキャラ設定をよく考えてみよう
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短い漫画を描いて本数を増やしていくのが上達のコツ
今回は、漫画のページが増える原因について語ってみました。
漫画を初めから上手く描ける人は、そうそういません。
また漫画は、実際描いてみると思った以上に時間がかかる大変な作業です。
なので最初は、短い漫画を描いて漫画を描くのに慣れていくのがおすすめです。
これをきっかけに漫画を描くコツが、伝われば幸いです。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
★shogo★